公安所属ヒロイン/共同捜査/仕事の仲/相澤先生 (ページ24)

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そう思った瞬間、相手の手から伸びた鋭利な爪が元に戻った。

「なんだこれ…！」

A(…もしかして)

相澤「おい、なんてザマだ」

と、Aに一声掛け、相澤が現れた。

そう、相澤の個性"抹消"によって、相手の個性は消された。

「早くしろ！弾丸を打て！」

相手は焦ったように、近くに隠れているはずの仲間に声を掛けた。

相澤「そいつなら来ないよ。さっき俺が絞めた」

「なに…！！」

そして個性を消された相手は、一瞬で相澤の蹴りで気を失う。

あっけなく、ガードマンであろう人物達はイレイザーによって倒された。

A(さすがね…、というか思いっきり足手まといだったな…)

大したことない相手なのに、全く対処できなかった事にAは後ろめたさを感じた。

その後、参考人としてガードマンであろう人物達は護送されていった。

『……イレイザーさん、ありがとうございます』

控えめにお礼を言う。

相澤「あぁ、大丈夫ですか？」

何事もなさそうに淡々としている。

A(恐らく弾丸は、一時的体の動きを麻痺させるような物…問題なさそうね)

『…はい、大丈夫です』