公安所属ヒロイン/共同捜査/仕事の仲/相澤先生 (ページ1)

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都内某高級ホテルの一室。

煌びやかな空間はただただ広く、部屋が無駄に多い。

所謂スイートルームと呼ばれる場所だ。

窓の外からは美しい夜景が一面に広がる。

部屋の中央には大きすぎるベッドが鎮座し、

ベッドの上にはバスローブを着た女がいる。

さっきまで寝ていたのか、布団を掛けたままベッドに座り、バスローブは微妙にはだけている。

ベッドの前には黒スーツを着た男が3人立っていて、
バスローブを着た女と話している。

男1「尾行の結果、あのエリアで間違いなさそうです」

『助かるわ、ありがとう。それと例の件はどうなったかな？』

男2「はい、その件は推測ではありますが………」

と、何かを報告していた。

バスローブを着た女は、ある案件を調査中。
公安に所属するヒーローだ。

ただ、ヒーローと言っても表で活躍する事はほとんどない。
捜査、潜入、密偵など裏で暗躍する人間だ。

ホテルにいるのは、ここが彼女の事務所兼住まいだから。

極秘任務になるので、情報漏洩や利便性などを考慮して、ホテルが拠点になっている。

なので、報告関係は彼女の部屋で行う事がほとんどだ。

黒スーツを着た男達も公安に所属し、彼女の捜査をサポートしている。

そして彼女と共に、メインで極秘任務を捜査する人間がもう1人いる。

ガチャっと部屋のドアのオートロックが解除され、足音が近づく。

相澤「いつまで寝てるんですか、そろそろ時間ですよ」

そう、この男が彼女と一緒に極秘任務を捜査する人間だ。

普段は雄英で教師を務めているが、捜査の特性上、一時的に協力をしてもらっている。