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相澤が何か言う前にAは続けた。
『ロビーで待っていればいいものの、わざわざ部屋にまで来るなんて。ここにくれば何かイイコトでもできるとでも思ったの？』
と、相澤の片腕を掴み、至近距離で言った。
相澤「…おい」
少し困惑気味の相澤はバツの悪そうな顔で言う。
Aは、近づけた顔をさらに近付ける。
『どうしたんです？顔が赤いですよ？……可愛い』
と、クスッと笑う。
相澤「ふざけるのも大概にして下さい」
と苛立ち気味に言い、体勢を立て直した。
相澤「そろそろ時間なんですから、とっとと報告済ませて下さい。俺は下で待ってます」
目線を合わせず、怒り気味に相澤は部屋から出て行った。
一部始終を見ていた黒スーツの男達は、何とも気まずそうな顔をしている。
その様子にお構いなくAは、
『ちょっとしつこいんで揶揄ってあげました』
と、楽しそうに言った。
そして残りの報告を聞き終わり、黒スーツの男達は部屋から出て行った。
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新世代のほうじ茶(プロフ) - 更新が遅れてしまいました…。完結までできております。順次アップを心掛けます。 (2022年3月2日 5時) (
レス) @page29 id: 9f1ceeba28 (このIDを非表示/違反報告)
新世代のほうじ茶(プロフ) - こちらからどうぞ！ (2022年2月18日 14時) (レス) id: 9f1ceeba28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：新世代のほうじ茶 | 作成日時：2021年11月25日 19時
