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「じょうくん……



ハグしていい?」



いつもみんなの前で抱きしめてくるのに
律儀に聞いてくる大橋。


『いいよ、おいで』


手を引いてギュッと大橋を抱きしめると

控えめに俺の背中に手を回すから



『もっとギューてしやんの?笑』


すると
じょうくんのにおいやーー


って
俺の首もとに顔をスリスリと動かすから

どうしようもなくこしょばくて


あいつの前髪を触ってちょっと動かす。


すると背中に回った手にちょっと力が入ったようで

自然と俺から笑みが溢れてしまう。



寝ようと思って布団に2人して入ると

さっきまでとは違う表情をした大橋が体ごとこっちを向いていて


明日からわかってるから。

ポツリと言った。

「でも2人のときは…」

恋人同士らしくおりたいってことやんな

そんなんいいに決まってるやん。


俺やって甘えたいし…


「じょうくんかわいいな。」

なんて言いながらかわいい顔でハハッと笑う大橋。


『年上に言う言葉なんそれ??』

というと


えーーー?
とちょっと甘い声でごまかしている


かわいいから許そうか。

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作者名:ぽんぬ。 | 作成日時:2019年9月26日 1時

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