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31J ページ32
「じょうくん……
ハグしていい?」
いつもみんなの前で抱きしめてくるのに
律儀に聞いてくる大橋。
『いいよ、おいで』
手を引いてギュッと大橋を抱きしめると
控えめに俺の背中に手を回すから
『もっとギューてしやんの?笑』
すると
じょうくんのにおいやーー
って
俺の首もとに顔をスリスリと動かすから
どうしようもなくこしょばくて
あいつの前髪を触ってちょっと動かす。
すると背中に回った手にちょっと力が入ったようで
自然と俺から笑みが溢れてしまう。
寝ようと思って布団に2人して入ると
さっきまでとは違う表情をした大橋が体ごとこっちを向いていて
明日からわかってるから。
ポツリと言った。
「でも2人のときは…」
恋人同士らしくおりたいってことやんな
そんなんいいに決まってるやん。
俺やって甘えたいし…
「じょうくんかわいいな。」
なんて言いながらかわいい顔でハハッと笑う大橋。
『年上に言う言葉なんそれ??』
というと
えーーー?
とちょっと甘い声でごまかしている
かわいいから許そうか。
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作者名:ぽんぬ。 | 作成日時:2019年9月26日 1時