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どうしようもなくじょうくんへの好きが募って
「じょうくん……
ハグしていい?」
と聞くと
『いいよ、おいで』
手を引かれて抱きしめてくれるから
ほんまに好き好き同士なんやなぁって
思えて本当に幸せやった。
もっとギューてしやんの?
なんて聞いてくるから
ギューーーーーーー
力を入れて首元をスリスリしてみる。
大好きな丈くんのにおいや。
こしょばい言うて俺の前髪をそっと分けるから
触られるとドキッとしてしまういつもの癖が出てしまって
ギュッ
力が入った。
『おーはし、いつまでこのまま?』
「んーずっとがいいなぁ」
『ふふっ 俺のこと好きやなあ』
「うん、大好き」
『…俺も好きやで
寝よか、俺もここで寝ていい?』
そんなの断る選択肢なんてなくて
全力で首を縦に振る。
俺が入ったら少し狭いくらいの丈くんのベッドにお邪魔して
口を開く。
「…俺…明日からちゃんとわかってるから」
でも…2人のとき」
『いいよ。俺らは付き合ってるんやから。
俺やって甘えたいし』
ちゃんとみんなにはバレへんようにがんばる。
でも
2人のときは甘えたいし付き合うって感じのことしたいな〜って思ってたことを全部分かってくれた丈くん。
すごい。
でもやっぱり…
「うん…じょうくんかわいいな。」
『なんやねん。年上に言う言葉なんそれ?』
言う言葉やで。
丈くんはかっこよくてかわいくて
無敵!な存在やから。
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作者名:ぽんぬ。 | 作成日時:2019年9月26日 1時