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26K 夢? ページ27

頭をくしゃっと撫でられた感覚で

目が覚めた。


「ん。あれ…じょうくん?」


『あ、起きた。
髪乾かしてへんやん、ドライヤーしいひんの?』

「ほんまや…借りていい?」

『いいよ、洗面所の下から2個目んとこ入ってるから勝手に使って』

「ん〜ありがとう〜」


温かい風にあたりながら
さっきほんとうに丈くんが頭を撫でてたのか
はたまた俺が見た夢なのか

考えてみる。



普段は俺の方がボディタッチが多いから

丈くんから触られるとドキッとするねん



あ、丈くんがきた




『ちょっとごめんな』

俺の背後から腕を伸ばした丈くんは歯ブラシと歯磨き粉をとって

俺から離れた。



丈くんのお家で洗面所の前の鏡に一緒に写ってることがなんか嬉しくて

ニマニマしてまう


『なに笑ってるん』

「え?なんか楽しいなあと思って」


『なにがやねん笑 』

くしゃっと笑う丈くんが好きやなあ

かっこいい

新しい歯ブラシを俺の分と置いて、自分の部屋に帰っていった丈くん。



ちょっとさ
いつも優しいけど
ほんまに今日は優しすぎひん?


家やとそういうモードになるんかな?


もっと好きになっちゃうやん。

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作者名:ぽんぬ。 | 作成日時:2019年9月26日 1時

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