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冷えたペットボトルからグラスに水を注いで
部屋に戻ったら

俺の部屋を目をキラキラさせながらウロウロしてる大橋がいた。


見られたらあかんものなんてないけど


別にいいんやけど
なんか恥ずかしい。



好きな人を部屋に入れるって

緊張する。


大橋が自分の部屋にいるという
非日常感が急に襲いかかってきて


とりあえず大橋を座らせた。





俺のいうこと聞いてすぐおとなしくなった大橋はなんだか楽しそうで


可愛かった。




『大橋もう酔ってないん?』

「わからへん、さっきみたいにふわふわはしてないけど
じょうくんの家来られて嬉しいなって気持ちはある」

こんなことを言われて
心の中で頭を抱える。


『もうちょっとしたらお風呂沸くけど入る?

明日リハ前家帰れるやろうから家で入りたいなら別にええけど」


「え、入ってええん??」

『いいよ、部屋着くらいなら貸すし

先入ってき』


「ぃや、じょうくんが先やろ!俺長いの知ってるやん」

『や、いいよ。大橋先で。』




普通に大橋に接することができてるだろうか。
なんだか俺の理性が徐々になくなってる気がして


一旦


一旦でいいから

俺の部屋からいなくなってもらいたかった。

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作者名:ぽんぬ。 | 作成日時:2019年9月26日 1時

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