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「じょうくんはさぁ
なんでも出来るし人気者やし
ほんまに尊敬してるねん」

ふにゃあっとした話し方の大橋が前にいて
さっきからずっとこんなん。

俺は正直かわいいと思ってしまっていた。


「じょうくんとちゃんと並べるようにってずっと思ってて。
練習付き合ってくれるのもほんまに感謝してる〜」


言いながらまたグラスを口に持ってこうとするから

『大橋もうやめとき』

制止する。



「おれ酔ってるん?そしたらどうしたらいいん?」


『水飲んだらマシになるやろ。
しんどいん?』


「わかったぁ…ううんしんどくないけど、

ないんやけど…やっぱなんでもない…」



『なに?どうしたん』


「んーん、なんもないよ。気にせんとって…」



酔ってるのか初めての酒に浮き足立ってるのか
目が潤んでる。

もうそろそろ遅いし、帰るべきか。



『大丈夫?歩ける?』

「うん、歩ける…と思う…」

よっ、と立ち上がったけど足取りはふらついていて


マジか…
と頭を抱える。




俺しかおらへんのに飲ませすぎたんかな
これは家まで送るべきなんやろうか。

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作者名:ぽんぬ。 | 作成日時:2019年9月26日 1時

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