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「･･１つ忠告しておくが、我が国の医者は、魔女が1人いるだけだ。」
「魔女？」
しばらく歩いていると男が言った言葉にルフィが首をかしげた。
「それと･･この国にまだ名前はない。」
「名前のない国？そんなことってあるんですか？」
疑問に思ったビビが男に問いかけると、歩く先から見えて来たものにウソップが途端に震えあがった。
「っぎゃあああ！熊だあああ！！みんな死んだふりをしろおおお！！」
そう言って雪の中へ倒れる(埋もれる)ウソップ。
「(不思議だ････。熊が山登り用の装備を身に着けてる････。)」真顔でガン見
「ハイキングベアだ。危険はない。登山マナーの一礼を忘れるな。」
男がお辞儀をするのにあわせてAもお辞儀をすると熊をお辞儀を返してくれた。
「････････////」ほわほわ
「なんか変な動物が歩いてんな。」
首をかしげるルフィを他所にAはハイキングベアの純情さが無償に癒されるのであった。
「そこのベットを使ってくれ。」
男の家に着いてすぐナミをベットに寝かせ安静にさせると、男が改まって一同を見据えた。
「申し遅れた、私の名はドルトン。この島の護衛をしている。我々の手荒な歓迎を許してくれ。」
「いえ。」
ビビがドルトンと話をしている間にAは家の体温計を借りてナミの熱を測る。
「１つ聞いていいかね？」
「え？」
「どうも私は君をどこかで見たような気がする。」
「き、気のせいです！それより魔女について教えてください！彼女の体温が42度前後あって、早くしないと！」
ピピッ
慌てて誤魔化すビビにタイミングよく体温計が音を立てた。見れば体温計は船内で計測した時より
「････また･･高くなってる。」
「え！？43度！？うそでしょ！？」
「体温が、43度！？」
予想外の体温の高さにビビだけでなくドルトンも声を上げて驚いた。
「ベットの子は3日前から････どんどん熱が上がっていくんです。」
「これ以上上がると死んでしまうぞ。」
「だから医者がいるんです。その魔女はいまどこにいるんですか？」
ナミの寝汗を拭いながらAもドルトンに問いかける。
「魔女か。窓の外に、山が見えるだろう。」
「ああ、あのやけに高い・・・。」
「雪だるさんだー！」
「雪怪獣 シロラーだぁー！！」
イェイイェイイェイ☆
「てめえらブッ飛ばすぞ！！」
即座に雪だるまsは粉砕されたのは言うまでもない。
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natto710(プロフ) - Chaosさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！今後ともよろしくお願いします＼(^^)／ (2019年11月23日 22時) (
レス) id: ca90458da5 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます。 (2019年11月15日 0時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イト | 作成日時：2018年10月26日 9時
