11 ページ11
「よく見ろよ‼俺のトラの勝ちだ！」
「てめェの目はフシ穴か。俺のサイの方がでけェ！」
船に帰ってからしばらく、ゾロとサンジの喧騒もまた出港の準備を進める最中ずっと続いていた。
「いいじゃねェか。どっちもうまそうだ」
「「てめェは黙ってろ!!!」」
「あ！Aちゃん！どう思う？!!俺の方がでけェよな!!」
「いや、俺だろ!!」
そこでふいに通りかかったAに声がかけられる。
「見た目で判断出来ない大きさなら引き分けじゃない？」
「勝負に引き分けはねェっ!!」
「もう…‼いい加減にしなさいよ！早く必要な分だけ切り出して。船出すわよ!!」
呆れてそう言うAにゾロが口を尖らせると、ナミが大声で2人を一喝した。
「はーい♡ナミさん！」
コロリと態度を変えたサンジにゾロはチッと舌打ちをうつ。
「なァおいウソップ。どう見ても俺の勝ちだよなァ？」
「んん?興味ねェよ」
「引き分けじゃダメなの?」
とどうしても判断をつけたいゾロにウソップとビビも苦笑交じりに顔を出した。
「そんなに言ってもつかないものはつかないんだから力不足ってやつだよ。」しれっ
「アアン？！」
ギロリと鋭く睨まれたAは咄嗟に背を向けて難を逃れた。
「このまままっすぐ進めば、島の東へ出られるんだって。」
「おい、もっと肉載せられんじゃないか？」
「どんだけお肉好きなの？」
「バカ、無理だ。これ以上は保存しきれねェ。」
「あんた船沈める気?」
思わずAが口を挟んで呆れると、サンジとナミがルフィを叱りつけた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 22人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
natto710(プロフ) - Chaosさん» コメントありがとうございます！とても励みになります！今後ともよろしくお願いします＼(^^)／ (2019年11月23日 22時) (
レス) id: ca90458da5 (このIDを非表示/違反報告)
Chaos(プロフ) - 更新楽しみにしてます。 (2019年11月15日 0時) (レス) id: c7227097e4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イト | 作成日時：2018年10月26日 9時
