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「Aどうしよう！？俺達…」
「シッ…どこに誰が潜んでるか分からない。ここは静かに目的地を目指そ。」
慌てるチョッパーに私はフードを目深に被って歩き出した。
「目的地って…？」
「あれ。」
チョッパーの問にAは目線で訴えた。一際目立つバナナワニのピラミッド、『レインディナーズ』だ。
パァンパァン…！！
「…！(銃声がする…。民間人がいるのに海軍が拳銃を使うはずがない…って言うことは…) やっぱりバレてるのか…。」
「え？」
金属音の中で突如聞こえた銃声にAは足を止めて戸惑うチョッパーと視線を合わせた。
「ボンちゃんにコピーされた情報が末端まで届いてるみたい。」
「じゃあ！助けに行かないと…！」
「いや…(ボスがいる敵地で顔が把握されてない私達が動くのは戦力を向こうに速達で伝えてしまうようなもの…)」
ルフィは突っ込んで行くと見て、ナミとウソップ、ゾロ…ビビはもちろん顔バレしてるからBWにすぐ追われてしまう。
「…サンジと合流しよう。」
未知数の戦力は固まった方がいい、独断だけど。
Aのその提案にチョッパーは強く頷いて再び2人は歩みを進めた。
クンクン…
「こっちだ！火薬の匂いもする…」
「！(BWと闘ってるのか…)」
慌ただしく逃げる町民の波を逆らって行くと少し空けた広場から気絶した男が数人飛んできた。
ズサーっ
「サンジ！」
「Aちゃん！チョッパー！」
「良かった！合流でき」
チョッパーの後を追って駆け寄ろうとしたその時、サンジに向けられた銃口に気づく。
「この野」
「させるか！」
バキィッ…！
「…ぶふぉ♡♡///」
蹴りつけた矢先に舞い上がるスリッドから見える生足にサンジが目をハートにさせた。
ズサァ…！！
「…………………(死んだ目)」
「俺の目に狂いはなかったァァァ！！！！////」メロリーン♡♡
「大丈夫か？A;」
チャキッ
「…さっさと終わらそう。」
気遣うチョッパーが大きくなるのを横目にAはローブに隠していた刀を抜いた。
キキキンッ…！！… ドカァッ！
「…さて」
「…………。」
「A、顔怖いぞ…」
何事も無かったように鼻血を拭いたサンジに冷たい眼差しを向けたAをチョッパーが宥めた。サンジの脇にはコテンパンにやられた末端の男とでんでん虫。
(少し…策を練るか。)(もうある癖に…)(え？え？！;)
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natto710(プロフ) - みどらさん» コメントありがとうございます(；＿；) 自己満足でやってたので、コメント入っててめちゃくちゃ嬉しいです！！楽しんで頂けるようまた書きますね！よろしくお願いします(*^_^*) (2021年3月19日 15時) (
レス) id: b37436ae39 (このIDを非表示/違反報告)
みどら(プロフ) - トリップもの好きじゃなかったのにこの作品見て好きになりました！これからも更新楽しみにしてます！ (2020年4月22日 7時) (レス) id: 7ef3438ba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イト | 作成日時：2019年11月18日 21時
