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「…そんなものが本当にこの国に存在するの
う！？」
ユートピアの内容を聞いたMr.2の瞳孔が揺れた。
「国ごと奪っちゃおうって訳なのねい！？あちしゾクゾクしてきたわ！」
「つまり俺達の今回の任務は…その壮大な計画の総仕上げというわけか」
「そういう事だ。BW社創設以来、お前らが遂行してきた全ての任務はこの作戦に通じていた。そしてそれらがお前達に託す最後の指令状…」
Mr.1の言葉に頷いたクロコダイルから一人一人に指令の紙が渡される。
「いよいよアラバスタ王国には消えてもらう時がきた…それぞれの任務を貴様らが全うした時、このアラバスタ王国は大破し行き場を失った反乱軍と国民達はあえなく我がBW社の手中に堕ちる。」
ボゥ…
指令の紙がロウソクの火で燃えていく。
「一夜にしてこの国はまさに……我らの�猴�想郷ユートピア�瓩箸覆襪錣韻澄�これがBW社最後にして最大の『ユートピア作戦』失敗は許されん。決行は１２時！！」
「了解」
「武運を祈る」
散り散りと消えていく紙くずがイースターの瞳がキラリと反射して光った。
本当だって〜！
「Aの額が光ってたんだ！」
「テカってた？怒」
「A、顔怖ぇぞ。」
顔が青ざめてしがみつくチョッパーを気遣ってウソップがつっこむ。
「光ってたって…、何かの反射じゃなくて？」
「なんだ、テカって「怒」すみません。」
「装飾ついたフードを羽織ってんだ。気の所為じゃないのか？」
ルフィを黙らせたところでサンジがチョッパーに聞いた。
「違うぞ！ちゃんと光ってたんだ！何かのマークに…！あれは…」
「マーク…？」
その言葉にAは眉が寄る。額、といえばこの世界に落とされる間際に何か…
「どんなマークか覚えてる？」
「たぶん、クローバーだった。」
「………クローバー…」
チョッパーの言葉に顎を撫でる。
「それって四つ葉のクローバーってこと？」
「ん〜、いや。あれは三つ葉だった気がする…。」
ナミの問いかけに悩ましげにチョッパーが答えた。けど、
「(三つ葉のクローバーか…。)」
Aが額を撫でながら考える。私がこの世界に落とされる間際、アイツは確かにこう言っていた。
《それは印だ》
《見つけ出せ、お前と同じくして入り込んだ二つの入り札【CARD】を》
「(…私がクローバーなら後の3つのCARDは…トランプ…？…)」
謎が深まるばかりである。
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natto710(プロフ) - みどらさん» コメントありがとうございます(；＿；) 自己満足でやってたので、コメント入っててめちゃくちゃ嬉しいです！！楽しんで頂けるようまた書きますね！よろしくお願いします(*^_^*) (2021年3月19日 15時) (
レス) id: b37436ae39 (このIDを非表示/違反報告)
みどら(プロフ) - トリップもの好きじゃなかったのにこの作品見て好きになりました！これからも更新楽しみにしてます！ (2020年4月22日 7時) (レス) id: 7ef3438ba8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：イト | 作成日時：2019年11月18日 21時
