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黄side
帰り道、手を繋いで歩きながら色々質問した。
『名前は？』
赤「知りません。」
そうなんか…勝手に決めてもええんかな…？
『じゃあ、大毅でもええか？』
赤「ｺｸﾘ」
きっと今は、照史は家に居ないはず。
『大毅入り？ほら、お風呂入ろ』
赤「はい…えっと、その…」
『淳太。中間淳太やで。言い忘れとったわ、ゴメンな？』
赤「淳…太さん。あ、ありがとうございます。」
『ん。入ってき』
大毅をお風呂に入れとると
橙「淳太くんー？帰ったで〜」
『あぁ…照史。ゴメンな』
橙「え？どうしたん？」
『照史、俺もう照史と居れへん。無理や。』
橙「無理って…なんでなん？」
『1人にしてや。誰にも迷惑かけた無いねん。』
違う。こんな事思ったからやない。
橙「分かった。ええよ。」
それだけ言って照史は合鍵を置いて出ていった。
赤「淳太さん…ごめんなさい。僕のせいで…」
どうやら大毅に全て見られていたようだった。
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作者名：ほたる | 作成日時：2022年1月22日 10時
