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『___もしもし』
諦めて、電話を切ろうとしたその時
耳に当てていた携帯から人の声がした。
ユウトかと思い、期待して体中全ての神経を携帯電話へと集中させるが、
その期待はもろく儚く崩れ去っていった。
その携帯から響く声は、ユウトのではなく。
ヒメリ『あらぁ、Aさん。わざわざユウトの携帯に電話だなんて何か私のユウトに御用でも?』
聞き覚えのある、女の声だった。
A「なんで・・・アナタが・・・。」
電話に出た人物がユウトではないことに驚くことよりも、何故ヒメリが電話に出たのかという疑問と、その疑問の隙間に僅かな怒りが見えた。
ヒメリ『・・・?だって、私とユウトは今一緒にいるの。だから、別に私が出てもおかしくはないでしょう?』
A「ユウトと・・・!?・・・ユウトは今どこにいるの!?」
ヒメリ『・・・あら、そこまでしてユウトに会いたいの?・・・まぁいいわ。私のユウトも憎らしいアナタとお話がしたいらしいから、かわってあげるわ。』
少しザザッという音がした後、私が一番求めている声が奥から聞こえる
ユウト『よぅA・・・』
ユウトの声は、ひどく疲れていた。
ラッキーカラー
あずきいろ
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赤の軌跡 - 続編が気になって気になって仕方がない!頑張って! (2015年3月24日 9時) (レス) id: 472b9d223e (このIDを非表示/違反報告)
|オフトゥン|┗(˘ω˘ )┓三 バックトゥ- - 続きが気になる…3まってます! (2014年10月15日 4時) (レス) id: 3bc8a119be (このIDを非表示/違反報告)
ミク - とっても面白いです。続きが気になりました。 (2013年10月27日 18時) (レス) id: 66f720a2f4 (このIDを非表示/違反報告)
せゆて(ほたる)(プロフ) - 3を書きたいのは山々なのですがそれが不可能という事が非常に悔しいです。 高校へ入学したら携帯電話を買ってもらうので、高校生になったら再度新しく小説を書きたいと思います。皆様には長らくお待たせさせてしまうことになりますが、気長にお待ち頂けると幸いです! (2013年8月10日 17時) (レス) id: 184a0b9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
せゆて(ほたる)(プロフ) - えー皆様、この度は幼馴染とのryを閲覧して頂きありがとうございます!最近、家庭の事情によりPCに4ヶ月に1回触れられたらいい方・・・という状況下にある為、小説を更新することが非常に困難なのです・・・。 (2013年8月10日 17時) (レス) id: 184a0b9dc3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瀬柚輝(せゆて) | 作成日時:2012年7月3日 23時