グループ外恋愛 (ページ15)

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2012年-2 ページ15

ある日、マネージャーに呼び出され事務所の会議室に来るよう言われた。

怒られるのかと思いビクビクしながら会議室に向かった。会議室に入ると偉い方が数人座っており、ドアの近くにマネージャーの姿もあった。
会議室に入るとマネージャーさんから1枚の紙を渡された。そこには

“指原莉乃プロデュース第一回ゆび祭り～アイドル臨時総会～出演依頼について”

と大きく書かれていた。

「AKB48の指原莉乃さんプロデュースのイベントで、指原さんから直々に出演依頼が来た。Sexy Zoneとしてではなく七五三掛颯としてだ。七五三掛を応援してくれるファンが多いのは七五三掛の努力があっての事だろう。それでも事務所で初めての女性アイドルだから風当たりが強いのは分かっている。外部のステージで尚且つソロでの出演だから、引き受けるかは七五三掛本人の意志を尊重しようと思う。スケジュールの関係もあるから1週間以内に決めて欲しい。」

事務所の偉い方からそう言われた。

初めてソロで外部のライブに出演するかもしれない。

私は素直にやりたいと思った。

今後、女性だから迷惑をかけてしまうこともあるかもしれない。それでも少しでもグループに還元できるなら、私は引き受けたい。

「私、やりたいです。お願いします。」