海の王者【男主】 (ページ8)

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順調に試合が進んでいき24-20で俺らが優勢だ

サーブは向こうの長身メガネ

...やっぱりいつ見ても翼さんのレシーブは上手い

『...ｯｼｯ!』

ﾋﾟｯ

澤村｢いっ今のなんだ...？｣

東峰｢さっきの速攻よりスピードが早かったな｣

日向｢すっげぇ...｣

1セット目が終わった

海天｢順調だから落ち着いて､王雅｣

『ん？』

海天｢視線､飛ばし過ぎ｣

『...わりぃ』

海天｢...でも､点はよく決まってる方｣

『！まじ!?』

鬼岸｢浮かれんな阿呆｣

海天｢次も頼むよ｣

『...おう！』

俺らのチームに監督はいるけどバレー未経験の為

試合中の指示等は全部寧音がしてくれる

ゲームメイクは彼奴の特技だからな

満田｢皆､行こう｣

2セット目開始

鬼岸｢...分かってると思うけどやり過ぎんなよ｣

『...あぁ』

1セット目で烏野の行動パターンは何となく掴めた

厄介なのが同時位置差(シンクロ)攻撃だな

あの長身メガネと髭､そして飛雄

3枚ブロック打つ時に身長的な圧がかかる

ただ圧かけてるのバレバレだっつーの

俺らはそんな圧じゃ左右されねーよ！

ﾋﾟｯ

『ｯｼｬｱ!』

満田｢王雅ナイスキー､ただもう少し怒り抑えてね｣

『ｹﾞｯ...はい』

満田｢にしてもあの攻撃...深海魚見たいで良いねぇ｣

『...まさか』

鬼岸｢...こうなったら諦めろ､まぁ皆やれるよな｣

鯛原｢1度やってみたかったんだよな｣

『まじかよ...』