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in会議室
爺「王雅、此奴には全部話したぞ」
一夜「気付くのが遅くなってすまなかった!
そこまで酷くなっていたとは...」
満田「父さん...頭上げて?」
『...それで、達磨も』
一夜「何っ!?達磨君にまで!?」
満田「...達磨がボクの事守るって...ボクは反対したけど...」
爺「花山家の人間は当てにならん」
花山家とは世界さんの母方の家の事だ
爺「そんでお前さん、お前さんの祖母に
何かされたこと...ないかね?」
満田「!」
一夜「あるのか!?」
満田「...背中に跡がある」
そう言って見せてくれた
...だからか、誰とも風呂に入らなかったのは
一夜「いつこの傷付けられたか覚えてるか?」
満田「...明確には覚えてないけど確か小学2年生の時かな」
一夜「...俺が世界進出し始めの頃か」
爺「...お前の婆さんには随分手を焼いてるからな
こっちはさっさとの縁を切らせてもらいたい」
一夜「えぇ、俺もそろそろ考えてたので」
満田「...ボクは父さん達に賛成だよ、ただ...」
『?』
満田「達磨が...このままだと達磨が!」
『世界さん落ち着いて!』
達磨は世界さんの母方の兄弟の子供だ
離婚したところで達磨に対する体罰は変わらない
一夜「達磨君には養子としてこっちに来させようと思ってる」
『じゃあ...』
一夜「うん、達磨君にももうあんな目に合わせたくないしね」
爺「...お前も考えたもんだ、あんなやさぐれてたのにな」
一夜「昔の俺とは違いますからね」
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作者名:○ | 作成日時:2020年4月30日 0時