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次の日僕は涼くんと一緒に体育館へ向かった。
僕のせいで涼くんが部活を休んでしまったこと、そして赤司さんや黒子さんたちに迷惑をかけてしまったことをまず面と向かって謝らなければならないと思った。
「Aちゃん！もう外出て平気なの！？？！……って、手首！どうしたのこれ！？」
僕の手首には生々しくも赤黒い痣があった。
恐らく昨日縛られた時に付いたもの。
それにいち早く気付いたのは桃井さんだった。
『大丈夫ですもう痛くないので』
実を言うと昨日より今日の方がクソほど痛い。
昨日の時点ではそんなだったのにこんな濃くなるなんて僕も思わなかった。
『すみませんでした。こんな大事な時期にご迷惑をおかけしました』
この後みんながどんな顔してるのかと怖くて顔が上がらなかった。
黒子さんと桃井さんが連れて行かれる僕を見つけてくれて、そんな僕のことを黒子さんは追ってくれて、桃井さんが涼くんを呼びに行ってくれて、涼くんが助けに来てくれて、涼くん曰く赤司さんも助けに加わってるそうで、いろんな人に迷惑をかけた。
緑間さんと青峰さん、紫原さんは知らないにせよ涼くんを休ませてしまったことは僕のせいだから当然迷惑がかかってる。
「まいう棒食う？？？」
目の前に差し出されたチーズ味のスナック菓子
『…？』
反射的に顔が上がった。
「Aちん、来てからずっと暗い顔してる〜。それに急に謝り出すし〜？」
『え、いや、えっと…すみません』
「ほらまた謝った〜」
『…こればっかりはなんて言ったら良いかわからないです』
なんて言えば正解なのか、どんな反応をすれば正解なのかわからない。
俯くとぽん、と頭に置かれた大きな手。
「辛ぇ時こそ笑え。な？」
『…』
青峰さんのこんな顔初めて見た。
『青峰さん、結構カッコいい顔してるんですね』
「…へ？」
みるみる顔が赤くなっていく青峰さん。
「やだ大ちゃんニヤけないでよ気持ち悪い！」
「俺のA口説かないでほしいっス！」
「あまり調子に乗らないでください気持ち悪いです」
「その顔何とかしろバカめ」
「峰ちんキモい」
散々な言われ様の青峰さん。
なんか、ごめんなさい。
でも、重たい空気がやっと晴れました。
「A、この後の予定は？」
青峰さんと涼くんが取っ組み合いを始めて何でかわかんないけど皆もそこに加わって最終的にはバスケしてた。
赤司さんは僕に話があるとかで横に居る。
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蛍(プロフ) - 春千瑠さん» ありがとうございます😂😂😂際どい線行ってますが宜しくしてくださいな😊女の嫉妬って怖いですよね……www (2022年11月28日 12時) (
レス) id: 2c4f147fea (このIDを非表示/違反報告)
春千瑠 - 黄瀬君と男主君の絡みサイコーです❗亜恋ちゃん怖い…((( ；ﾟДﾟ))) (2022年11月27日 22時) (レス) @page8 id: 6c259301f0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍 | 作成日時：2022年4月14日 14時
