涼くん……［黄○］［男主］ (ページ7)

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入学式が思ったよりも長いことに気づいた。

携帯を開いたけど涼くんらしい人から連絡はない。

もしかしてID間違えちゃったかな。

「Aこの後どうするべ？」

『少しお腹空いたかも』

「マジバ行くか？」

『凪(なぎ)そればっかり。いい加減飽きちゃう』

「ええべ！安くて腹いっぱいなるし」

『はいはい、わかったよ』

入学式が終わっても涼くんからの連絡は来なかった。

履修登録のやり方の紙が渡され、
1年のうちに40単位取れば良いとだけ説明があった。

「Aどれ履修するん？」

『ラクなやつ取ってく』

「なんやそれw
おめぇほんまにここの大学でよかったんかや？w」

『うん。ここでいい、ここがいいの』

「ふーん？
ま、同じ科目の時はよろしく頼むべ！おめぇ頭良いし！課題手伝ってくれや！」

『僕にも分からないところは分からないからね。その時は頑張って自分でやって』

「あったりめぇだがや！ネットで答え探すべ！

って、おいAあれ、

さっきの金髪だべ？」

凪の指差す方を見るとマジバで友達と楽しく話す涼くんが居た

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名前:橘凪(たちばななぎ)
身長:190cm
体重:88kg(筋肉質)
容姿:焦げ茶で短髪の刈り上げパーマ、一重で目つき悪い。ガッチリ体型

Aと同じ大学1年生
口を開けば社交的
入試の時Aに声をかけ仲良くなった
田舎育ちで、どこの方言かわからない方言を使う