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黒子っちだけで本当に大丈夫っスかね…
やっぱり俺も行った方が＿＿＿＿
"狙われてるのは黄瀬くんかもしれないです"
「……」
どうしてそんな見解になったのか知らないけど、もしそれが本当なら……
「…クソッ…！」
メディアに顔が知れてるのがこんなにも枷になるなんて思いもよらなかった。
本当は俺が助けに行ってやりたいのに
本当は攫った奴らを八つ裂きにしてやりたいのに
それが出来ないのは俺が〈モデル〉だから。
俺は今は、黒子っちを信じることしか出来ないただのヘタレ。
Aが戻ってきた時にどんな顔すればいいんだろう。
『なんで助けに来てくれなかったの』
なんて言われたら立ち直れないっスわ…
もし狙われてるのが俺だとして、Aが攫われたのであれば俺のことよくわかってる人っスよね。
俺の大事なものが何か、相手は把握してる。
「もしもし赤司っち？」
現状とこれから起こり得ることを順序立てて説明した。
【黄瀬】
「なんスか？」
【"当たり前"はいつも突然になくなるからな】
「……はいっス」
【俺たちもすぐ向かうよ。そろそろ黒子が出てくるんじゃないか？】
「なんでわか＿＿＿」
赤司っちの言った通り慌ただしく階段を駆ける音がした。
【Aにちょっと細工を施したんだよ】
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蛍(プロフ) - 冬雪さん» ありがとうございます！お待ちいただけると幸いです！ (2021年12月28日 0時) (
レス) id: 2c4f147fea (このIDを非表示/違反報告)
冬雪(プロフ) - 続きが楽しみです。 (2021年12月27日 22時) (レス) @page34 id: 251399e8df (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍 | 作成日時：2020年10月15日 11時
