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結局昨日は、この見ず知らずの別荘で
1人過ごした


…海青くんは居てくれたけどね




海「そろそろ朝ごはんにしましょ」


『……うん』




当然、ここにはいつものシェフさんはいないから
今日は海青くんが作ってくれるみたい


ていうか、



『ほんとにお料理できるの、?』


海「で、できるっすよ!」



一応、執事なんですから、って言ってるけど
大丈夫??


卵とか握り潰しそうな勢いなんだけど





『私も手伝うね』




とてもじゃないけど、この人だけに任せてはおけない




海「ほんとにできるのにー…」


『あははっ』




拗ねてる


それに、2人でした方が早いし楽しいしね





『海青くんは何の料理がすき?』



海「そうっすねー…んー、、プロテイン、ですかね」




いや、あの




『それ料理じゃないから…』



ムキムキだなーとは思ってたけど、どんだけ筋肉バカなんだろうこの人




そうこうしてる内に、あっという間に朝ごはんの完成



わ〜結構美味しそうにできた





海「じゃ、これ運びますね」


『うん、お願いします』





結構な品数つくっちゃったから、2人でこの分食べれるかわかんないなー



なんて考えながら、洗い物をしてると

北人さん達が帰ってきた





慎「うわ〜、めっちゃいい匂いしますね!」


北「なんだろ、」





……朝ごはん、食べてくれるかな?




『おかえりなさい』


北「…ただいま」




洗い物をやめて、玄関まで出迎えると
ガバっと目を逸らされる





北「お腹減った

俺らも食べていい?」



海「あ、おかえりなさいっす!」




私の顔なんか少しも見ずにリビングに入っていっちゃった




慎「折角の旅行なのに、昨晩は戻ってこれずに申し訳ございません…、」



『そんな、謝らないで下さい

私なら大丈夫ですから』



……ほんとは、悲しかったけど




慎「今日はどこにも行かせませんから

お二人の時間をたくさん過ごされてくださいね」


『えっ』




そんなこと言われても、困る

こんなに避けられてるのに、話すことなんかないもん




慎「とりあえず、俺達も食べましょう」


『…そうだね』





慎くんは、あいつ料理とかできたんだ〜


って驚いてるけど、ごめんね、それほとんど作ったの私です

17→←15 北人side



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ほくぶー(プロフ) - 続き楽しみにしてます!! (2020年1月8日 17時) (レス) id: c26ab928bd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:蛍流 | 作成日時:2020年1月4日 19時

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