RMPGと私の奮闘記

4 陸side ページ5

壱「おつかれさまです」

「おー、壱馬おつかれ！今日も良かったよ〜」


今日はMV撮影だった

みんな気合い入ってんな〜


にしても、



「壱馬、今日は一段とかっこいいね」

いつもかっこいいけど、今日はなんだろう。雰囲気が違う気がする


岩「だってAちゃんにメイクしてもらってたもんね」

壱「別にそれは関係ないやろ！」


「あはは」



なるほどね

Aちゃん、入社したばっかなのに腕がいいもんな


うんうん。だから壱馬もめちゃくちゃ気合い入ってたし、北人は若干不機嫌だったわけか


北「お疲れ様です」

「おー、おつかれ！」


はい、不機嫌なご本人の登場です


「北ちゃんもAちゃんにメイクして貰ったらよかったのに」

北「は、はー？なんであの人に！」


……うんうん

北ちゃん、めちゃくちゃ動揺してるよ


壱馬も北人も、ほんとはAちゃんと仲良くなりたいし、すっごい気になってるんだよね笑


んー。なんで素直になれないかなー



「2人とも、あんまりきつく当たりすぎたらダメだよ！」



仲良くなって欲しいけど、まだ無理そうかな笑


壱「北人、良かったな、今日あいつじゃなくて」

北「まあね。」

壱「結局あの後30分もかかってたからな」

北「……ふーん」



あーあー、北ちゃん顔がすげー曇ってるよ
意地悪吉野の顔になってるよ


そして壱馬の勝ち誇ったような顔。笑



樹「陸さん、何ひとりで笑ってんすか」

「ん？いやちょっと、あいつら可愛いなってね」


樹には変な目で見られたけど、中々素直になれない
2人が面白くて


「2人が素直に優しくなれるまで、俺らがちゃーんと優しくしてあげようね、樹」


樹「え、何の話っすか」



だからって、Aちゃんを傷つけていいわけじゃないから、その分俺らがしっかりカバーしてあげないとね


はやく仲良くなってくれよー笑

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