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愛華ちゃんも昼から出勤だったから、この建物の中にはもういるはずなんだけどな
とりあえずロッカールームでも見てみるか
北人くんと一緒に部屋を出ようとした時だった
陸「あ、壱馬じゃん」
丁度よく壱馬くんと対面してしまった
あの後どこ行ってたんだろう
『壱馬くん、いまから…』
愛華ちゃん探しに行ってくる
って言おうとしたんだけど、
愛「…………」
壱「ん。こいつ連れてきたけど」
壱馬くんの後ろから現れたのは、紛れもなく
いま探しにいこうとしてた本人
その姿を見た途端、みんな一気に静かになった
『え、っと…』
いざ顔を合わせると何も言葉が浮かんでこない
まず何から言うべきか…、
愛「ごめんなさい！！！」
うーーんと悩んでると、こっちが口を開く前に 愛華ちゃんは泣きながらみんなに頭を下げた
陸「…………」
陣「お、おぉ」
みんな反応に困ってるみたい
愛「謝ってすむもんじゃないけど、私のしたことは間違ってました」
『愛華ちゃん…』
ほんとに反省してるんだな
この涙は今までと違って本物だと思う。
壱「あんたが謝んのは俺らじゃなくてコイツやろ」
『……え、わたし？』
確かに嫌な思いはしたけど、結果的に自分でまいた種っていうかなんていうか
庇ったのも自分の勝手な行動だし、
『あの、いいよ…別に』
愛「Aさん、ごめんなさい
愛華は最低なことしました…っ」
『…………』
愛「こんな最低なことしたのに、庇ってくれて…」
あの愛華ちゃんが私に謝ってる
……うん、
『ほんと最低。私の方が先輩なのに雑用おしつけるし、』
愛「え、？？」
『今度一緒に働く時は、ちゃんと先輩の言うこと聞いてね』
愛「…っ！！」
結局こうも簡単に許してしまう自分は
みんなが言うように“ただのアホ”なのかも
でもこうしてしまうんだからしょうがない
岩「もー、甘すぎだよAちゃんは」
健「ちょほんとにハグしていい？」
『いや、遠慮します』
愛華ちゃんはポカンってしてる
陸「…Aちゃんがそう言ってるし、
俺らももういいよ」
愛「！！
……ありがとうございますっ！」
陸さんに許して貰えたからか愛華ちゃんはワンワン泣いちゃってる
何はともあれ
とにかくこれでやっと一件落着だ
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蛍流(プロフ) - 七瀬さん» コメントありがとうございます！やっと更新できました(；；)頑張ります！！ありがとうございます^^ (2020年1月12日 21時) (
レス) id: e465ce7791 (このIDを非表示/違反報告)
七瀬 - お初です(*･ω･)もぉーこの小説ほんと面白いです☆私もヒヤヒヤドキドキしながら見てます(*´ω｀*)早く続きが見たくてウズウズしております笑っ 更新待ってます∀頑張ってくださいね(o≧▽゜)o (2020年1月11日 8時) (レス) id: 5affa809e1 (このIDを非表示/違反報告)
蛍流(プロフ) - 麻那歌さん» コメントありがとうございます！その言葉が何よりの原動力になります(；；)ありがとうございます！ (2020年1月5日 20時) (レス) id: e465ce7791 (このIDを非表示/違反報告)
麻那歌 - はじめまして！この作品めっちゃ面白いです！もう読みながらヒヤヒヤヒヤヒヤ、、(笑) 更新頑張ってください！ (2020年1月5日 16時) (レス) id: 9c59fc3731 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蛍流 | 作成日時：2020年1月4日 16時
