RMPGと私の奮闘記

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あぁ、今になってすごく後悔してきた



昨日、自分なりに愛華ちゃんを庇ったつもりだけど

それと引換えにRAMPAGEのみんなからの信頼はガタ落ちしただろうし



今日はもともと昼から出勤ってこともあって
相当行きづらい



特に川村吉野あたりは、ここぞとばかりに散々文句言ってるだろうし



でも北人くん、微妙に私のこと庇ってくれてた、よね


……なんで？？






『わぁぁーーーー。』




色々考えれば考える程 足取りは重くなっていく



って言ってももう着いてるんだけどね



ただ、どんな顔してみんなの前に行けばいいのかっていうのをドアの前でひたすら悩んでる






翔「およよ？ひかりさんじゃないですか！」


『げ、翔平くん』




後ろからひょこっと顔を覗かせたのはランペのムードメーカーうらしょへ君。


あ、なんか翔平くん見たら少し悩みが飛んでいきそう


……な気がする。







翔「何してんですか！！みんなひかりさんのこと待ってますよ」


『ちょ、ちょっと』


翔「わ、」




普通にドア開けそうになった翔平くんを慌てて止める




でもね、今一瞬だけだけどドア開いたんだよ



みんなワイワイしてたから気づかれてはないと思うけど


たった1人、あの川村と目が合った気がした






『私、ちょっと用事！！』





早急に逃げなければ


咄嗟にそう思って、翔平君なんかお構いなしに
その場を立ち去ろうとした


んだけど、






壱「おい。何してんの」


『…………』


壱「新人のくせして何遅刻してんねん」




やばい。

ガッツリ手を掴まれてます


翔平君は、「壱馬さんこわ〜いっ！」なんて冗談っぽく言ってるけど


いや全然笑えない






『…ごめんなさい』




ちゃんと時間通りには来てたんですよ？でも中々入れなかったんです


ていうか昨日あんな事言ったのに普通に話しかけてくるなんて…


どうしたんだろう壱馬くん






壱「…行くぞ」


『まって、どこに？？』


壱「ええから。」




手を掴んだまま、引っ張られていく


当たり前なんだろうけどさ

壱馬くんすごく怒ってない…？



まあ仕方ないよね。


大切なメンバーにひどいことした奴っていうレッテル貼られてるだろうし、


よし、覚悟決めよう

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