【HQ】青葉城西バレー部マネージャーでっす！３

ひゃくじゅーう ページ21

そうして時間はすぎてゆき、忙しい仕事も終わり、騒がしい夕飯タイムも幕を閉じた。


残るは、お風呂のみ。


白福「いや〜、今日は疲れたねぇ〜。」


清水「晩御飯、あれだけ用意してたのにすぐなくなっちゃったね。」


雀田「まぁあんだけがっつかれると作りがいあるけどね！」


谷地「がっつきすぎて喉に詰まらせちゃったりとか、心配なことはたくさんですけどね…」


ここは脱衣場、ようやく１日の疲れを癒すことができるマネージャー。


『これが１週間も続くのか…』


谷地「仕方ないね…」


身体を洗い、髪を洗い、


ちゃぽん。


湯船に浸かる。


雀田「あぁ〜、いい湯だなー！」


白福「癒される〜。」


清水「今日１日働き詰めだったからね…」


『よく１日ずっとバレーできるよね〜』


谷地「好きだから、きっと苦痛じゃないんだね…」


『それ言ったらマネ業は好きなんだけど…勝手が違うからのぅ…』


白福「完全におじいちゃんキャラになってるよ最後〜。」


『ちゅーか…今日お昼先輩と食べれなかったのに、結局夕飯も一緒できませんでしたね…』


木兎さんたちに誘われてたな…


雀田「あ〜、ごめんね？」


谷地「いえ！先輩達、他の方に誘われてたんですよね？」


『まぁ、彼氏のお誘いは断れませんもんね…』


「「「「え？」」」」


『…え、違うんですか？』


雀田「いや、違わないけど…」


谷地「えぇ！？そうなんですか！」


清水「よくわかったね。」


白福「びっくり〜。」


『そりゃ、視線でわかりますよ。』


谷地「そういえば…私が日向のこと好きって当てたもんね、Aちゃん。」


清水「え…谷地ちゃん日向のこと好きなの？」


谷地「あっ…！えっと…はい。」


やっちゃん顔真っ赤だな〜。かわいい。


いつの間にか恋バナに発展しちゃってるし…


雀田「私は、梟谷３年の木葉ってやつと付き合ってんだ〜。」


白福「私は梟谷主将の木兎と付き合ってるよ〜。」


清水「私は、菅原…と、付き合ってる。」


ああ…お似合いだなぁ。


なんか、ぽい。


相手も先輩のこと絶対大事にする人っぽいし、なんかいいよね、そーゆうの。


雀田「…じゃ、あと言ってないのは………」


白福「Aちゃんだけだね〜。」


………………アウチ、そんな流れになっちゃっていた。


やっちゃんも清水先輩も、そんな期待の眼差しを私に向けないで…………

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