【HQ】青葉城西バレー部マネージャーでっす

にじゅーろく ページ27

『う……高１なのに、って、ついこの前まで中学生でした。』


「お化け怖いのは否定しないんだね？」


『…ってか、負けたチームは、とか、決めたの及川さんと国見じゃないッスか。』


「そうだけどさ、Aもそれおっけーしたじゃん？？」


『いや、そうだけどさ、』


「じゃあ俺が代わりに行くか。」


「「『え、』」」


岩ちゃん先輩、い、イケメン！！


「だって、一ノ瀬怖いんだろ？無理しなくていいからな。俺別に怖くねーし。」


「いやいやいや！！さっきそう決めたんだから、逃げるのは無しでしょ！？」


「後輩いじめるとかまじくそ川だな。」


「うぐっ！！」


岩ちゃん先輩、なんてイケメンなんだ…


イケメン力がカンストしちゃってるよ…


岩ちゃん先輩とくそ川さんが話してると、


「じゃ、俺がA守ってあげる。」


と、言い出したこやつ。


『…さっきまでくっそいじってきたくせに何言ってんですか国見くん。』


「怖くなければいいんでしょ？俺も影山もいるじゃん。わー、心強い。」


『えー、』


「岩泉さんに迷惑かけるのは良くないと思いまーす。」


『うぅ…………………………………………ぃく。』


「おっし。岩泉さーん、A行くって言いました！」


「大丈夫なのか？」


『んー、まぁ、いざとなったら影山と国見生贄にするんで平気です。』


「そうか。」





────





「影山、俺はお前を生贄にするから。」


「あ"？」

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