【HQ】青葉城西バレー部マネージャーでっす

いちー ページ2

〜♪〜♪

少し控えめな目覚ましで目が覚める。


今は朝の６時。


学校まで特別遠いわけではなく、朝練があるから早起きなのだ。


中学からの付き合いである国見と金田一に誘われて入ったバレー部。


バレー部のみんなは好きだし、マネ業も嫌いじゃないんだけど、


早起きだけは嫌い。


だって、眠いじゃんね。


早起き好きな人とかいないよ。多分。


ジャージに着替えて、朝ごはん食べて、リュックしょって、ヘッドホン装着。(ここまで15分)


飴ちゃん口に放り込んで、家を出る。


糖分は大事だよね〜。


お気に入りの音楽を聴きながら行けば、すぐ学校につく。


今の季節は、やっぱし肌寒い。


朝練は７時からだから、ホントはもうちょい遅くてもいいんだけどね。


及川さんとか、岩ちゃん先輩はみんなよりちょっと早めに来るから。


それまでにはネット張っとく。


偉い子Aちゃん←


早速鍵を取りに行って、体育館の扉を開ける。


うん、外より寒い。


まぁ、仕方ないけどね〜。


ササッとネットを張って、ボールを出す。


国見に言われて入った時は、もっとスポドリとか作るものかと思ったんだけど。


「そんなんするわけないでしょ、金かかるし。

まぁ、練習試合ん時とか、試合の時は作るけど。」


ですって奥さん←


言われてみればそうだな〜って思ってホッとした。


「おはよ〜☆おっ、今日もネットやっといてくれたの？ありがとね!!」


「毎日悪いな、一ノ瀬。おはよう。」

にー→←せってーい

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