優しさ ページ21
亜「まぁ本来の目的はお迎えだから」
と急に切り出す亜嵐
「お迎え…？」
亜「そう。仕事は？何やってんの？」
「個人情報」
亜「玄関にあった革靴は少し埃被ってるし腕時計も埃かぶってるってことはあんま、外でないでしょ？あと、仕事中でも腕時計以外で時間を確認できる仕事」
そんなところを見てるのかと驚きを隠せない
亜「んで、PC設備充実。ひとつの画面には株。それと、昨日のパーティーにこれるくらいの金はある。ってことはもしかしてPC1つで会社立ち上げた人？」
何故わかった
そんな顔をしていたのだろう
亜「あ、正解だ」
と嬉しそうにする亜嵐
「諦める」
亜「それは良かった」
「んで、なんで会社の確認？」
亜「いや、ほぼ誘拐じゃん？会社の方に連絡しなきゃいけない時もあるからさ。でもPCならあっちでも仕事続けられるし良かったね」
「いや別に嬉しくねぇけど。誘拐っていう意識はあるんですね」
亜「はは、まぁね。あ、あと家族は？お姉さんがいるんでしょ？ご両親は？」
「ねぇさんは、うーん。本当は送り迎えしたいけどまぁ、大丈夫。今は一人暮らしだし連絡できれば両親は大丈夫」
亜「結構誘拐乗り気じゃん」
と笑う亜嵐
「まぁ、別に…ここで一人暮らしより色々楽そうだし」
と視線を逸らす俺
亜「ま、それでも来てくれるならいっか」
たまに見せる優しい笑顔
これだから憎めないのだ
亜「服はいっか。よーし！それじゃ、行こっか！」
「は？手ぶらでいいの？」
亜「んー財布とスマホあれば大丈夫だと思うよ？PCはログインできればいっしょ？」
「まぁそうだな」
あそこにはどれだけのものが揃っているのか
さっき言われたものを持ち車に乗る
亜嵐の運転とか怖いな
そう思ってると亜嵐が口を開いた
亜「隼は俺らみたいにならないから大丈夫だと思うよ。まぁA相手にどうなるかわかんないけど」
「…話してくれるの？」
亜「独り言独り言」
そう言われ黙って聞く
亜「龍友くんはすっごい肉食だからね。多分俺らの中で1番の変態。1番要注意だね」
イメージとのギャップに軽く驚く
亜「玲於は結構ドSだし力任せなとこあるからなぁ。でも今のところは珍しくAを大事にしてるけどね」
少し嬉しさを感じた
亜「涼太くんはね、普段すごい優しいけどスイッチ入ると変わっちゃうよね。あれはもうギャップヤバい」
やっぱり普段は優しいのかと安心した
「随分と声のでかい独り言だな。ありがとう。…ちょっと惚れたわ」
亜「何言ってんの？」
と笑う亜嵐
耳は真っ赤だった
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まーと(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！あの通りに出来るか自信はあまりないですが楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2018年4月24日 22時) (
レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 続編おめでとうございます！予告？台詞を見るだけで胸が高鳴ります(*´ω`*) (2018年4月24日 8時) (レス) id: f9cb83144f (このIDを非表示/違反報告)
まーと(プロフ) - 海月さん» うぅ…海月さんに元気に動いてもらうためになるべく更新頑張ります！語彙力や表現力がないので亜嵐さんの涙の意味が伝わると嬉しいです (2018年4月21日 4時) (レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - あんなに積極的だった亜嵐さんの涙の意味が凄く気になります…日々の活力です(*´ω`*) (2018年4月21日 0時) (レス) id: f148ce56ad (このIDを非表示/違反報告)
まーと(プロフ) - 海月さん» ただいまです！お待たせしてしまいすみません…そう言って頂きとても幸いに感じます…！！今現在海月さんのコメントで舞い上がってます (2018年4月17日 22時) (レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーと | 作成日時：2018年3月25日 22時
