気づけない恐怖 ページ17
GPS？
「あーわかった！そんなに帰って欲しくないのか〜」
と冗談ぽく笑う
しかしゆうぴが嘘をついた記憶はない
裕「ま、それは自分で決めたらええわ」
と目をそらして言うゆうぴ
いや流石にGPSは嘘だろ
彼らに貰ったものもないし、何かをつけられた記憶もない
服は、とスーツを表面から確認してみる
どこにもないな
裕「そんな探しても見つからんで。俺らが何個付いててどこに付いてるかもわからんもん」
「それは諦めるしかないな」
もしかしたら「もう既についてるかもしれないから」という理由で誰もつけていないかもしれない
そんな適当なことを願う
裕「で、どうするん？送った方がええんやろ？」
「ごめんね。お願いしまーす」
そして、何事も無かったかのように歩き出すゆうぴ
出口に向かう途中もいつも通りの面白いゆうぴだった
出口で待っている姉を見つけゆうぴにお礼を言う
いや、言おうとした。
横にいたはずのゆうぴがどこにもいなかった
人混みの中を探してもあの赤髪を見つけることは出来ず、もどかしい気持ちのまま姉の所へ向かった
「待たせてごめん」
姉「大丈夫だよ！さ！行こっか！」
と普段通りの姉を見て何故か落ち着く
裕「俺じゃ守れへん。すまん」
その声は人混みの中に消えていった
車の中では、先程は誰もつけていないなんて現実逃避をしたものの、そんなわけはないとわかっていた
「はぁ…」
姉「A？どうしたの？ため息なんてついて」
姉は人一倍優しい人だ。ちっちゃなため息にも反応し声をかけてくれる
「いやぁ、疲れたなぁって。あんなに人がいるところ久々だからさ」
我ながらかなりの演技力だと思う
姉「確かに！Aは普段パーティーとか来ないもんねー！ホント、ありがとう」
と微笑む姉
「どういたしまして！楽しかった方が勝ってるから、また行きたいと思うけどね」
と適当な嘘をつく
正直言うとあそこはかなり疲れた
分からないことだらけだし、キスされるし…
その事を思い出し、顔に熱が灯る
姉「どうしたの！顔真っ赤よ？綺麗なお姉さんでも見つけた？純粋なAくんは思い出すだけでも真っ赤になっちゃうもんね〜！」
とニヤニヤして聞いてくる姉
それは小学生の時の事だ
「死んでくれ」
姉「もうー！辛辣なんだから！ほら！ついたわよ！それじゃあおやすみ」
と俺を下ろしてすぐに車を出す姉
姉のことはよくわからん、と部屋に戻り疲れていたのか着替えてソファでスマホをいじっていたら寝てしまっていた
？「へぇ、ここがAの部屋か」
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まーと(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！あの通りに出来るか自信はあまりないですが楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2018年4月24日 22時) (
レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 続編おめでとうございます！予告？台詞を見るだけで胸が高鳴ります(*´ω`*) (2018年4月24日 8時) (レス) id: f9cb83144f (このIDを非表示/違反報告)
まーと(プロフ) - 海月さん» うぅ…海月さんに元気に動いてもらうためになるべく更新頑張ります！語彙力や表現力がないので亜嵐さんの涙の意味が伝わると嬉しいです (2018年4月21日 4時) (レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - あんなに積極的だった亜嵐さんの涙の意味が凄く気になります…日々の活力です(*´ω`*) (2018年4月21日 0時) (レス) id: f148ce56ad (このIDを非表示/違反報告)
まーと(プロフ) - 海月さん» ただいまです！お待たせしてしまいすみません…そう言って頂きとても幸いに感じます…！！今現在海月さんのコメントで舞い上がってます (2018年4月17日 22時) (レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーと | 作成日時：2018年3月25日 22時
