ほんの少しの焦り ページ16
「え、でも全然余裕だぜ？」
そう、全然余裕だ
裕「ほんなら、酒強くなったんとちゃう？」
「それだったら嬉しいな」
と少し期待をしてみる
それとは裏腹に少しふわふわとしてきている
「はは、そうでもないみたい」
少し残念そうに笑う
女性のバーテンダーの方が「すみません…」と謝ってくれた
それに罪悪感を感じつつ、それなりの返事をした
裕「A、顔赤くなっとんで」
「え、マジで？ヤバいな…」
裕「目もうるっとなっとるし」
「そんなに…？」
とは言ってるものの先程よりふわふわしてきてるのを感じている
裕「あかんのちゃう？アイツらに見つかったりしても。俺の部屋で休むか？」
「あーどうしよ…」
と相手の迷惑を考えていると
ﾌﾞｰﾌﾞｰ
と俺のスマホが振動した
「ちょっとでていい？」
裕「あーホントはアカンけど誰もおらんしええよ」
と優しくもいたずらっぽい笑顔をみせた
その優しさに甘えつつ申し訳なさも感じる
少し席から離れ電話に出る
？「あ、もしもしA！？」
この声は1番聞いたことのある声だ
「なーに、ねぇさん」
姉「結構酒まわってるね」
と電話越しに呆れたように笑う姉
姉「そろそろ帰ろうかと思って！車出すよ！」
と教えてくれた
最初から姉の付き添いというわけで帰りは車を出してくれるという話だった
だから酒を飲んでいたのだ
「わかった。今から向かうよ」
姉「もう少し居てもいいのよ？」
と優しい声で聞いてくれる
「いや、お酒もまわってるし帰った方がいいと思うから。少し待っててね。それじゃ」
姉の「はーい」という返事を聞いてなるべく早く席に戻る
裕「どうしたん？」
と聞いてきたので、先程の電話の内容を答える
裕「あーだから男で来とったんか。ほんで、帰るんやんな？」
「うん。申し訳ないんだけど出口まで一緒に来てもらっていいかな…？」
と罪悪感と恥ずかしさに苛まれつつ最後の最後に迷子にはなりたくない
裕「迷子になってまうもんな」
とバカにしたように笑うゆうぴ
「んで、送ってくれんの？」
と聞かなかったことにした
裕「そんな怒んなや。せやなぁ。俺は帰らん方がええと思うけどな」
と困ったように言うゆうぴ
「え？」
裕「なるべくなら泊まっといた方がええで？泊まる場所あるんやし。ターゲットなんやし」
と最後の方をボソッというゆうぴ
「またそのターゲットってやつね。でも、なんで泊まっといた方いいの？」
と純粋な疑問をぶつけてみる
裕「多分A、どっかにGPSついとるで」
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まーと(プロフ) - 海月さん» ありがとうございます！あの通りに出来るか自信はあまりないですが楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2018年4月24日 22時) (
レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - 続編おめでとうございます！予告？台詞を見るだけで胸が高鳴ります(*´ω`*) (2018年4月24日 8時) (レス) id: f9cb83144f (このIDを非表示/違反報告)
まーと(プロフ) - 海月さん» うぅ…海月さんに元気に動いてもらうためになるべく更新頑張ります！語彙力や表現力がないので亜嵐さんの涙の意味が伝わると嬉しいです (2018年4月21日 4時) (レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
海月(プロフ) - あんなに積極的だった亜嵐さんの涙の意味が凄く気になります…日々の活力です(*´ω`*) (2018年4月21日 0時) (レス) id: f148ce56ad (このIDを非表示/違反報告)
まーと(プロフ) - 海月さん» ただいまです！お待たせしてしまいすみません…そう言って頂きとても幸いに感じます…！！今現在海月さんのコメントで舞い上がってます (2018年4月17日 22時) (レス) id: 7274fb3f80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーと | 作成日時：2018年3月25日 22時
