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華子『ごめん！！仕事で今日遅くなる〜！！』
お父さん『俺も残業……ごめん！！』
「……」
LINEを見返して、ちょっとため息をつく。
今夜は、お父さんも華子さんも仕事でいないらしい。
お父さんと華子さんの仕事はかなり忙しいらしく、最近はなかなか家に戻ってこない。
今度４人そろうのはいつになるかな……
そんなことを考えながら、ベッドに飛び込む。
相変わらず隣の部屋はシーンとしている。
今夜も樹さんは遅いらしい。
「……アイス食べよっかな。」
大きな家に１人なのはなんだか寂しくて、私は上着を軽く羽織ってコンビニに向かうことにした。
家の鍵を閉めると、近くのコンビニまで急いで歩いた。
家からコンビニまで、まあまあの距離がある。
そして、そのコンビニの間には……まあ繁華街がある。
夜中に営業するお店が多く、この時間帯は酔っぱらいで溢れている。
そんな人たちに目を合わせないように、少し離れて歩いていた。
繁華街あたりが近くなる。
次第に人の声がよく聞こえてきた。
……早く通り過ぎよう。
――そう思った時。
あるお店から、数人の酔った女性と
――――――――黒いスーツを着た、樹さんが出てきた。
樹「今日は来てくれてありがと。」
女性「じゅり〜！！また来るかんね、うちら。」
樹「ありがと。ほんと大好き。」
女性「きゃー！！ばいばいじゅり！！」
そこに立っていた樹さんは、家で見るようなあの怖い顔ではなく笑顔で
女の人に優しい言葉をかけていた。
家の姿とかけ離れた様子と、樹さんの職業を目の当たりにし、私の脳は止まった。
―――――――――ホスト！！？？
私はそのまま立ち去ろうとしたが、驚きのあまり足が動かなかった。
すると、店に戻ろうとした樹さんと目が合ってしまった。
「！！！」
樹「！？……」
樹さんは驚いた表情をして、次の瞬間、家のような怖い顔になって私の方へ歩いてきた。
樹「……おい、」
「ひ、人違いです！！」
樹「まだ何も言ってねぇよ」
樹さんは腹立たしそうに軽く舌打ちをした。
樹「……おい、ちょっと来い。」
「ちょ、え、！？」
樹「いーから早く！！」
私は樹さんに引っ張られ、裏路地へと引きずり込まれた。
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すのうHIINA - Girl Snowさん» そうなんですか！！わざわざありがとうございます！！これからもぜひよろしくお願いします！！ (11月26日 20時) (
レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
Girl Snow(プロフ) - 初めて見たんですか、めちゃめちゃ好みの作品でした！！更新頑張ってください！応援してます...！ (9月3日 22時) (レス) id: d9fb517698 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - こきちさん» 本当ですか！！ありがとうございます！！これからもぜひ、よろしくお願いします！！ (8月4日 19時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - 糸山露子さん» 本当にお待たせしちゃって申し訳ない！！更新頑張るので、今後ともぜひよろしくお願いします！ (8月4日 19時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
すのうHIINA - ちいさん» 初コメントありがとうございます！！そう言って頂けて嬉しいです！！更新頑張ります！！ (8月4日 19時) (レス) id: 1662122533 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すのうHIINA | 作成日時：2023年4月7日 23時
