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貴方「私は…帰りたい」
石倉「は？」
水越「え、甲斐残るんだよ？」
隼人「A聞いてただろ？
柊が立て籠もってんのは、お前のためでもあるんだぞ！」
貴方「でも…、私 もう限界かも」
私の言葉に隼人たちが一瞬固まった。
隼人、ごめんね。
隼人たちと一緒に居れるのはすごく嬉しいの。
だけど、この"先生の授業"が続いたら、私は私じゃいられなくなっちゃう。
そんな私を説得しようとする隼人の言葉を巡って、瀬尾くんが口を開いた。
瀬尾「俺も抜ける。
正直、景山が死んだ理由とかどうでもいいし」
河合「それ本気で言ってんの？」
浅見「ごめん、私も無理。もう帰りたい」
兵藤「俺も親父に助けを呼んじまったから」
辻本「私も脱出する。ヒトカラしたいし」
魚住「そんな理由？」
しかし、いくらみんなが声をかけても脱出派の意見は変わらない。
瀬尾くんが逢沢くんにロックを解除してもらおうとすると、隼人と瀬尾くんが対峙する。
逢沢「警察が来る！」
「「えっ？」」
それにより一層 脱出派と残る派が対立する。
何とか脱出しようとする人達を、押し返している残る派。
私はそれに参加せず、ただ眺めているだけ。
唯月「どうしたの？」
水越「警察が来るらしいの。
甲斐はこのまま残るって言ってるんだけど、Aや瀬尾は帰りたいって」
唯月「Aが甲斐と反対意見なんて珍しいじゃん」
美術室に戻ってきた唯月は、
涼音たちの近くの椅子に座っていた私に声をかけた。
水越「ねぇ、本気なの？何で帰るなんて言うの？」
小宮山「そうだよ！私たちも甲斐も残るんだよ？」
貴方「あ、うん…。
隼人たちと一緒に居たいんだけどね、
このまま残ってたら自分が壊れちゃう…」
唯月「A、それって…」
唯月は何か言おうとしたが、それ以上何も言わなかった。
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柊一颯LOVE - みっちーさん» みっちーさん続き見たいですよね私も続き見たいですよ (2020年1月6日 13時) (携帯から) (
レス) id: 0760400581 (このIDを非表示/違反報告)
みっちー - 続き見たい！ (2019年12月9日 12時) (レス) id: 9bd34f48e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね | 作成日時：2019年10月4日 10時
