流星群 ページ46
-スニョン side-
AM3:00
hs「A〜起きて…。」
携帯の目覚ましを止めて、ダブルベッドの隣で眠っているヌナに声をかけた。
明らかに聞こえているのに、布団を頭まで被って無視するヌナ…。
hs「…何だよ〜。…Aがまだ起きないんなら…俺もまた寝ちゃうー！へへっ！」
同じ羽毛布団に入り、丸まってるヌナの背中から抱きついた。
「…さ、起きようか。」
途端に、さっさとベッドから降り、部屋の電気を点けに行き、
「ほらスニョン起きて！時間なくなっちゃう！」
…ほんと何なの！？起こしたの俺！
でも、まだ部屋の明るさに慣れずに、目をしぱしぱさせてるヌナを見ると、自然と笑顔が溢れた。
今俺達が居るのは、前モッチンナルの収録で泊まらせてもらった、あそこ。
新婚旅行どうする？ってなった時、お互い真っ先に浮かんだ場所がここだった。
俺の次の活動予定もあってそんなに休めないし、あんまり有名な所だとゆっくりできない。
で、やっぱりここがぴったりだねって。
しかもヌナが調べたところ、何と丁度その期間に流星群が来るんだと！
すぐに飛行機のチケット取ったし、ヌナもあのお友達さんにホテルを一部屋予約した。
「スニョンー、背中にカイロ貼ってあげる！」
実は先程から、先に着替えて蓑虫になってるヌナを見て、あの日を思い出してた。
最初人が死んでると思った事とか、ヌナだと気付いて固まった事とか、
夢の俺に告られて寂しかった事とか…。
そんな俺に気づかず、せっせとカイロを貼ってるヌナは、あの頃とちっとも変わってなくて。
hs「…A、ありがとう。」
「どういたしましてーw。」
絶対カイロの事だと思ってるけど、まあいっかw。
後で、またちゃんと伝えるから。
ーーー
「…綺麗。」
hs「…本当に。…あー！今の超でかい！」
「ね！今の凄かったね！」
hs「…Aヌナ。」
「うん？あ、ヌナって言ったw。」
hs「…うん。あの約束覚えてる？俺がヌナのカフェに初めて行った時にした約束。」
「…覚えてるよw。何年越しだろ？叶ったね。」
hs「ヌナと日本の流星群が見たい。…あの時はまさか叶うなんて思ってなかったけどw。」
「え、そうなの！？本気かと思ってた！」
hs「願望としては本気だったよ。…ヌナ、俺と出会って、俺を待っててくれて、幸せにしてくれて、ありがとう。」
「…スニョン。…私の方こそ、幸せにしてくれてありがとう。」
…何回言っても足りないけど、本当にありがとう。
fin.
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hossi(プロフ) - ジンオッパ愛し隊さん» コメントありがとうございます！！うわ、そこ気付いてくださって嬉しいです^ ^！もう少し早く更新したいんですけど…すみません！ (2017年9月14日 23時) (
レス) id: b1bcd1eacf (このIDを非表示/違反報告)
ジンオッパ愛し隊(プロフ) - まさか、チケットを交換してくれた人って……!!!!!毎回楽しんで読ませていただいています！これからも更新楽しみです！お体に気をつけて頑張ってください！ (2017年9月14日 21時) (レス) id: 3b4d5b11dd (このIDを非表示/違反報告)
hossi(プロフ) - へさおちゃんさん» うわ！何度もコメントして頂き、本当にありがとうございますT^T。私の中でジョンハンは、普段泣かないけどメンバーの事でいっぱいいっぱいになると泣いちゃうイメージです笑。 (2017年7月10日 23時) (レス) id: 7c07ccb688 (このIDを非表示/違反報告)
へさおちゃん(プロフ) - 泣いちゃうハニさんかっわいい… (2017年7月10日 14時) (レス) id: 97cbb36833 (このIDを非表示/違反報告)
aaayn(プロフ) - 早くくっついてー> <♪って良い意味でそわそわしながら読んでます！本当にこの話好きです！続き楽しみにしてます。 (2017年6月26日 6時) (レス) id: dddaeb5639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hossi | 作成日時：2017年5月27日 17時
