夢現 ページ14
-スニョン side-
…みなさん、今何時！？
《10時10分！！》
…なんかじゃなくて、只今の時刻3:50。
これでもかという位着込んで、晴れて蓑虫に進化した俺は、
さっきまで降ってたのか、誰の足跡も付いてない外に足を踏み出した。
hs「さみぃ…。」
出た早々ちょっと後悔したけど、
Aヌナが言ってた、日本の星空を見たくて、1人静かに出てきた。
収録でここに着いた時から、高い建物もないし、山の中だし、
もしかしたら星が綺麗なんじゃないかとふんでて、
昨日ホテルの人に聞いたら、良い場所を教えてくれた。
本当は昨日の夜見に行くつもりだったけど、遅くまで撮影があり、
疲れてたしで、寝てしまった。
言われた場所は全然遠くなくて、すぐ目と鼻の先。
実はすでにめっちゃ綺麗な星空は見えてるんだけど、せっかくなら寝転がって見たい！！
hs「…！？」
暗闇にも目が慣れてきて、場所はもうすぐって時、黒い物体が目に飛び込んできた。
…えっと、あれは、人！？
普通なら何か分からないだろうけど、さっき部屋を出る前に見た自分の格好が重なり、
かろうじて人だと認識できた。
でも、まさか、死んでる！？
異国の地で、死人の第一発見者となる怖さ！
パニックになり、とりあえずメンバーに電話！と思ったけど、
…は！マネージャーがいないから電波がない！
焦りと恐怖で足が動かなかったけど、
も、もしかしたらまだ生きてるかも！？
や、でも俺が出た時に人の足跡なんか無かったし…。
迷いながらも、ようやく俺の足が走り出した。
ザッザッザッ！！
hs「あ！」
生きてた！！
俺の足音にビックリしたらしく、蓑虫から覗かせた顔をこちらに向けてきた。
ホッとして、歩いてもう少し近寄ると…。
「…スニョンだ。」
…は！？
まったくいみがわからない。
そこに居たのは、絶対いるはずのない、いつも会いたくてたまらない、大好きなヌナで、
しかも、会ったのは何ヶ月ぶりだろう。
俺を出禁にした本人は、間抜けな声で俺の名前を口にした。
今の状況を理解できず、立ち尽くしたまま、仰向けに寝転ぶAヌナの顔を見下ろす俺…。
そんな俺を気にもせず、ヌナは話しだした。
「…やっと会えた。スニョンがやっと私の夢に出てきてくれた。」
…は？
「…夢だから言ったっていいよね？ふふw、私スニョンが好きー。大好き…。」
ええええええ！！！！
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hossi(プロフ) - ジンオッパ愛し隊さん» コメントありがとうございます！！うわ、そこ気付いてくださって嬉しいです^ ^！もう少し早く更新したいんですけど…すみません！ (2017年9月14日 23時) (
レス) id: b1bcd1eacf (このIDを非表示/違反報告)
ジンオッパ愛し隊(プロフ) - まさか、チケットを交換してくれた人って……!!!!!毎回楽しんで読ませていただいています！これからも更新楽しみです！お体に気をつけて頑張ってください！ (2017年9月14日 21時) (レス) id: 3b4d5b11dd (このIDを非表示/違反報告)
hossi(プロフ) - へさおちゃんさん» うわ！何度もコメントして頂き、本当にありがとうございますT^T。私の中でジョンハンは、普段泣かないけどメンバーの事でいっぱいいっぱいになると泣いちゃうイメージです笑。 (2017年7月10日 23時) (レス) id: 7c07ccb688 (このIDを非表示/違反報告)
へさおちゃん(プロフ) - 泣いちゃうハニさんかっわいい… (2017年7月10日 14時) (レス) id: 97cbb36833 (このIDを非表示/違反報告)
aaayn(プロフ) - 早くくっついてー> <♪って良い意味でそわそわしながら読んでます！本当にこの話好きです！続き楽しみにしてます。 (2017年6月26日 6時) (レス) id: dddaeb5639 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：hossi | 作成日時：2017年5月27日 17時
