とある音楽番組(MG) ページ45
-ミンギュ side-
あ、まただ…。
今俺たちは、大きな歌番組の収録中で、バクステでリハを待ってる状態。
こんだけ大きな番組になると、もちろんたくさんのアイドルグループが溢れてて、
入り乱れるとは、こういう事。
そして、今俺が見つめてる先には、Aヒョンを囲む、ある先輩ガールズグループ。
セクシーを売りにしてて、今も際どい衣装で、体の線を強調してる…。
ヒョンは男女問わず人気がある。
まあ、可愛くて仕方ないのは分かりますけど、ヒョン本当にそういうの嫌いなのに…。
今もすごい真顔で、ステージしか見てないからね!
助けに行こうかとした時、一人がヒョンのスベスベの頬を撫でた…!
あ…!
「…俺そういうのほんと嫌いなんですよ。香水きつくて近づかれるのさえ嫌なのに、触られるとかマジ無理です。それに先輩方の出番まだですよね?ただでさえ人多いのに、何で邪魔だと分からないんですか?しかも、絶対その格好寒いですよね。トリハダ立ってますよ。無理せず上着着てください。…じゃあ。」
返事も聞かず、真顔でこっちに向かってくるヒョン。
…(°_°)。
ちょ、ヒョン…!か、仮にも先輩なのに!
「お、ミンギュw。…ねえ、濡れタオルないー?ちょっと顔汚しちゃって…w。」
俺に気づいた途端、笑顔になるとかマジで何なの…w。
…ってか、あるか!
俺が見てたとも知らずに平気でそんな事言って…。
今、先輩達にめっちゃ見られてて、俺向こう向けないんですからね!!
ヒョンの手を引っ張り、先輩達が見えないとこまで移動する。
mg「ちょっとヒョン!!俺見てたんですからね!さっきのは言い過ぎでしょ!」
「…え!?見てたの!?…だってー、嫌だったんだもん!無理だったんだもん!臭い!」
だもん!じゃないよ、ヒョン…。
mg「ヒョン、もうちょっと言い方考えて下さいよー…。これから、もしあのヌナ達と共演する事があったら、ヒョンも気まずいでしょ!?」
「全然?だって俺間違った事言ってないじゃん。」
あーもう!分からずや!俺が気まずいの!
mg「Aヒョン、ウォヌヒョンに触られる時だって、あんなに怖い顔してないですよ?女性はもっと繊細で、心が傷つきやすい人だって居るんだから、気をつけないと!」
「…絶対嘘!女は怖いの!!俺絶対騙されない!」
mg「…それはドラマの話でしょ!?間に受けすぎ!」
はー…。
…キムミンギュ、これからヒョンに本物の女性知識を叩き込む事を誓います!
545人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「SEVENTEEN」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
hossi(プロフ) - あきさん» ありがとうございます!返事が遅くなりすみません…。気が向けばまたヨダ話書くかもしれないですw。その時はよろしくお願いします^^ (2017年5月27日 17時) (レス) id: b1bcd1eacf (このIDを非表示/違反報告)
あき(プロフ) - 初めまして。お話、面白くもありジーンとする話もあったりで最後まで読ませていただきました。もっとヨダの話読みたかったです (2017年5月4日 22時) (レス) id: 91b567e1c2 (このIDを非表示/違反報告)
hossi(プロフ) - ひとみさん» わ、ありがとうございます!私の妄想を面白いと言って下さる方がいるんですねw!オチのない話も多々あるかと思います、すみません…。 (2017年4月9日 23時) (レス) id: 9601722099 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - はじめまして!お話とっても面白いです!更新たのしみにしてます!頑張って下さい! (2017年4月9日 23時) (レス) id: 1ef2d1afc6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:hossi | 作成日時:2017年3月30日 1時