第七十話 ページ30
今日は千景さんの家に行く。
行くのは午後からなので、午前中はちゃんと屯所の掃除などをする。
昨夜は一くんが一緒に寝てくれたから、目覚めはよかった。
だけど何故か……。
新「おい、斎藤。大丈夫か?」
一「あ、ああ……」
一くんの方は体調があまり良くないらしい。
左「足、ふらついてんぞ? ちゃんと寝たのか?」
一「ああ」
そう言う割には目の下に少し隈がある。
貴「一くん、寝れなかった?」
一「A……! い、いや……大丈夫だ。問題はない」
うちが聞くと、少し慌てて一くんはどこかへ行ってしまった。
左「何かあったのか?」
貴「特に何もなかったと思うけど……」
何かあったかな?
「A、ちょっといいか?」
昨日の記憶を辿っていると声をかけられた。
貴「トシさん。どうかした?」
土「これを伊東さんに渡してもらいたいんだが……」
貴「うん。わかった」
土「悪いな。じゃあ、頼んだ」
トシさんは逃げるように行ってしまった。
左「土方さんも伊東さんは嫌いみたいだな」
新「ま、幹部はともかく隊士も嫌ってる奴は結構いるからな」
貴「どうして?」
平「どうしって……そりゃあ……。あれだよあれ! Aも嫌いだろ?」
貴「え、うち? うーん。どうなんだろう……」
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とり(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください( ´ ▽ ` ) (2015年2月24日 14時) (レス) id: bd0ffbf036 (このIDを非表示/違反報告)
メガネヒーロー(プロフ) - 続きが楽しみです! 感動します・・・! (2015年2月15日 20時) (レス) id: f6fbbca749 (このIDを非表示/違反報告)
それぞれ(プロフ) - 魅璃亞さん» 返信遅れてごめんなさい。小説の方で話に区切りがついたら載せさせてもらおうと思います。とっても上手でした。ありがとうございます(*´∀`*) (2015年2月14日 17時) (レス) id: 70fb5bc06b (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード砂丘(プロフ) - ドキドキの展開ですね!☆続き楽しみにしてます!☆ (2015年2月11日 18時) (レス) id: a4a7a72e75 (このIDを非表示/違反報告)
土ペンギン(プロフ) - 頑張れ〜! (2015年2月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 5a14887082 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:それぞれ x他1人 | 作成日時:2015年2月1日 10時