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第四十四話 ページ3

今日は二条城の警護らしく、皆出払っている。

うちは敬ちゃんと屯所でお留守番。

今2人で勝手場でおむすびを作っている。

貴「これくらいでいいかな?」

山「はい。――でも、本当に大丈夫ですか? 私も行きましょうか?」

貴「大丈夫。烝くんも魁さんも一緒だから」

先ほど敬ちゃんと一緒に作ったおむすびを重箱に入れ、風呂敷に包む。

山「では、お願いします」

貴「うん」

山「長くなりそうでしたら、雪村くんも連れて帰ってくださいね」

貴「わかった」

これから二条城を警護している皆に、食事を届けに行く。

烝「では行こうか」

山「お願いします」

念のため、敬ちゃんは屯所で待機。

島「はい。任せてください」

貴「行ってきます」

烝くんと魁さんと3人で二条城まで向かう。







烝「副長」

二条城へ着き、すぐそばにいたトシさんに烝くんが話しかける。

土「山崎か。どうした?」

烝「Aが食事を持ってきてくれました」

貴「おむすびとお茶しかないけど……」

土「いや、助かった。ありがとな」

うちの頭を撫でてそう言ったあと、周りを見渡して言う。

土「おいテメェら! Aが飯持って来てくれたから手が空いてる奴から順番に食べろ!」

隊士「「「「「「はい!!」」」」」」

空いてるところに風呂敷を広げて隊士たちを待つ。



隊士「Aさん、ありがとうございます!」

隊士「やっぱりAさんの飯は美味いな〜!」

隊士「この飯のおかげでまだ頑張れるぜ」



そう言ってもらえるととても嬉しい。

作った甲斐があるなって思える。

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とり(プロフ) - 続きが楽しみです!頑張ってください( ´ ▽ ` ) (2015年2月24日 14時) (レス) id: bd0ffbf036 (このIDを非表示/違反報告)
メガネヒーロー(プロフ) - 続きが楽しみです! 感動します・・・! (2015年2月15日 20時) (レス) id: f6fbbca749 (このIDを非表示/違反報告)
それぞれ(プロフ) - 魅璃亞さん» 返信遅れてごめんなさい。小説の方で話に区切りがついたら載せさせてもらおうと思います。とっても上手でした。ありがとうございます(*´∀`*) (2015年2月14日 17時) (レス) id: 70fb5bc06b (このIDを非表示/違反報告)
マーマレード砂丘(プロフ) - ドキドキの展開ですね!☆続き楽しみにしてます!☆ (2015年2月11日 18時) (レス) id: a4a7a72e75 (このIDを非表示/違反報告)
土ペンギン(プロフ) - 頑張れ〜! (2015年2月10日 21時) (携帯から) (レス) id: 5a14887082 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:それぞれ x他1人 | 作成日時:2015年2月1日 10時

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