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拾参話 告白 ページ17
「//////!!」
不意に塞がれた唇。俺の唇を塞いだのは反ノ塚のそれだった。
触れるだけの口付けは離れていき、反ノ塚は笑って言った。
「どういたしまして」
その笑顔を俺は一生…いや、何度生まれ変わったとしても、絶対に忘れないだろう。
「水無、好きだ」
涙が零れていく。
「おr…」
いや、違うな
「私も好きだよ/////」
嬉しくて、嬉しくて
「愛してる」
そう耳元で囁いて強く抱き締めてくれた彼の体温を背中で感じる。
彼は今一体どんな顔をしているだろう?
「顔、みたい」
「わりぃ、ダメ」
「なんで?」
「多分、酷い顔してるから。いや、にやけてっかな//」
そんな冗談を言ってまた私をはぐらかす。
「反ノ塚、大好きだよ。」
「だめ」
「?」
「俺、連勝だし」
「れっ連勝、好きだよ///」
「良くできました」
頭を撫でた彼の手は少し震えてるみたいだった。
「子供扱いしないでよ」
「わりぃわりぃ」
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作者名:C`S | 作成日時:2015年2月26日 17時