検索窓
今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:7,295 hit

拾参話 告白 ページ17

「//////!!」

不意に塞がれた唇。俺の唇を塞いだのは反ノ塚のそれだった。
触れるだけの口付けは離れていき、反ノ塚は笑って言った。

「どういたしまして」

その笑顔を俺は一生…いや、何度生まれ変わったとしても、絶対に忘れないだろう。

「水無、好きだ」

涙が零れていく。

「おr…」

いや、違うな

「私も好きだよ/////」

嬉しくて、嬉しくて

「愛してる」

そう耳元で囁いて強く抱き締めてくれた彼の体温を背中で感じる。
彼は今一体どんな顔をしているだろう?

「顔、みたい」
「わりぃ、ダメ」
「なんで?」
「多分、酷い顔してるから。いや、にやけてっかな//」

そんな冗談を言ってまた私をはぐらかす。

「反ノ塚、大好きだよ。」
「だめ」
「?」
「俺、連勝だし」
「れっ連勝、好きだよ///」
「良くできました」

頭を撫でた彼の手は少し震えてるみたいだった。

「子供扱いしないでよ」
「わりぃわりぃ」

拾肆話 不意打ち→←拾弐話 愛



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 7.3/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:C`S | 作成日時:2015年2月26日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。