にんじんちゃん O.T ページ12
ツアーが終わった。
打ち上げにもいかず、ダッシュで家に帰る。
愛しの彼女が待ってるからだ。
メンバーにすごい冷やかされたから
「Aが可愛いから仕方ない！！」
と言ったらさらに悪化してたけど、気にしない。
「Aっ！ただいま！！」
「たけちゃん、お帰り〜」
？何故来ない。
いつもは「たけちゃん不足だから充電させて〜」って抱きついてくるのに。
「どしたの、今日は来なかったけど。」
彼女になるべく優しく問いかける。
「今日ね、部屋を整理してたらちっちゃい頃よく遊んでたにんじんちゃんが出てきてね、ボロボロだったから直してるの。」
そう言って彼女は手元に目線を落とす。
にんじんちゃん、というのは、おそらく彼女の手元にあるウサギのぬいぐるみのことだろう。
どんなネーミングだよ、と心の中で突っ込みつつ、そのボロさからしてずっと大切に遊んでいたんだな、ということがうかがえる。
物を大切に使うのは彼女のいいところだ。
今は針を持っていて危険だから、縫い終わるのを待つ。
「A不足〜」
「私もたけちゃん不足〜」
と言いつつ、修復されたにんじんちゃんのアタマを撫でる。
…ずるい。
「ひゃっ！」
悔しかったから、Aの弱点、耳に息を吹きかける。こんなこと、にんじんちゃんには出来ないもんね。なんていう優越感に浸っていた。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回はぬいぐるみに嫉妬する、夢主にゾッコンのたけを書いてみました。
『たけちゃん』呼び、私好きです。
バレンタイン よっちゃん寄り。つーか義勝→←ヤンデレ化T.T
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UMINA(プロフ) - 一さん» 了解です！！！！ (2017年4月28日 22時) (
レス) id: 9bc82ee462 (このIDを非表示/違反報告)
一 - すごく面白いです！たけまささん、メインのものが読みたいです！曲モチーフとか、MVモチーフとか！！ (2017年4月28日 19時) (レス) id: 00c81b2dc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：UMINA | 作成日時：2016年12月10日 2時
