星空色のカクテル [ TH ]

14.恋はゴマ油の香り ページ14

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今日も台所からゴマ油の匂いがする。

それも尋常じゃないくらい、すごい匂いがする。

犯人はもちろん決まってる。




JN「 ナムジュナ、今日お皿洗ってね？ 」

NM「 ヤ、だから僕じゃないんですよ、ホソクが… 」

JH「 俺が何？ 」

JN「 じゃあ二人でやって。ふざけて撮影のセット壊したんでしょ？ 」

JH「 ヤーヒョン！あれはナムジュンですよ明らかに。 」

YG「 そうだ俺も見たぞ。 」




まずナムジュンが…と説明を始めようとするユンギヒョンをヤーヤーと制して、わかりました、わかりましたから！とヒョンは肩を下げてキッチンへはけていった。





JK「 そういえばジミニヒョン、やっと元気になりましたね？ 」

JM「 うん、もう大丈夫！ 」

JN「 オ？ジミンもあそこ行ったの？ 」

JK「 あ！テヒョンイヒョンが前話してたところ？ 」



JN「 待って待って、これでも食べながら話そ。 」

「 ヒョン…これは、 」




JK「 これ、ゴマ油と…何ですか？ 」

JH「 もはやゴマ油。 」





修学旅行みたいに、みんなが丸くなって俺の話を聞いてくれた。

誰も冷やかしたりなんてしない。

そういうところが好き。



リビングには異常なゴマ油臭が漂って、

キッチンからは何やら怪しい音がたくさん聞こえたけどね。




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