12.ジミンと酒 ページ12
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JM「 へぇ〜、わ、おいし。 」
「 ねぇそれ何杯目？ 」
JM「 え？5杯目。 」
「 ……。 」
そうだ、こいつジニヒョンより全然酒強いんだった。
あれから一週間して、ようやく2人の予定が合ったんだけど
その事実をすっかり忘れてた俺は、ただただ隣の酒豪に口を開けていた。
JM「 テヒョンアの推し？あの子。 」
「 うん。 」
推し、っていうか憧れ。
自分をしっかり持ってそうで、キリッとしてると思いきや
みんなを優しく包んでくれる。
メンバーに内緒で、夜に時間ができてはここに来ていた俺は
いつの間にか彼女の中で" ノンアル常連 "と認識されたみたいで
俺がカウンターに座るといつも、最初にオレンジジュースをサービスしてくれるようになった。
JM「 可愛いね。 」
ジミンの目が、Aちゃんを捉える。
「 だめ。 」
JM「 ん？ 」
「 おまえすぐ色気使うからだめ。使っちゃだめ。 」
JM「 はは(笑)テヒョンアいつからこんな可愛くなったの？ 」
あー、と言ってカクテルを飲み干したジミンは、スッキリした顔で俺の方を向いた。
JM「 この前サセンに嫌なことされて。 」
サセン。
俺らが最も苦手とする人たち。
今までも何回も悩まされて、その度にみんなで話し合い、乗り越えてきた。
そんなサセンと、どうやらジミンは1人で闘っていたらしい。
JM「 疲れてた。だってほんといっつもいるんだよ、俺が行くところに。 」
「 ヒョンたちに言わなかったの？ 」
JM「 うーん、なんか申し訳なくなっちゃってさ。 」
ジミンって、こういう人なんだよな。
優しすぎるっていうか。
いつもどこかでメンバーのこと考えて
自分のこと後回しにするから、後からでっかいツケが回ってきちゃうタイプ。
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Rala(プロフ) - ゴリ実さん» ゴリ実さん！再びありがとうございます！最後まで読んでくださり、また応援してくださりありがとうございました。これからもいいお話を皆様にお届けできるように頑張ります*。 (2020年2月24日 21時) (
レス) id: 17c5136509 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ実(プロフ) - 更新お疲れ様でした！とても良い展開でした…。今後ともご活躍楽しみにしております^ - ^！ (2020年2月24日 16時) (レス) id: df9f3b9e3e (このIDを非表示/違反報告)
Rala(プロフ) - ゴリ実さん» ゴリ実さん、コメントありがとうございます！私もダブル黄金マンネの秘密、楽しみに読ませていただいてます！これからも楽しんでいただけるよう頑張ります*。 (2020年2月13日 8時) (レス) id: 17c5136509 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ実(プロフ) - 初めまして！作品が面白く、コメントさせていただきました！今後も更新お待ちしております)^o^(！ (2020年2月12日 17時) (レス) id: df9f3b9e3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Rala | 作成日時：2020年1月23日 22時
