ヨコハマの殺人者【文豪ストレイドッグス】

七__犠牲者ノ人数。 ページ7

私は、神田との話を今日中に終わらせようと思い、遺留品の話をした。


「遺留品は一応、此処にある。身元受取人も居なそうだから、神田で善いよね?」

「はい。私的にも有難いです。」

「なら、此処にサインしたら、持ち帰って善い。軍警には許可をもらってるしな。」

「...有難いです。意外と武装探偵社って優しいのですね。」


...少し毒がある気がする。

「何故、そう云うの?」

「否...武装探偵社って荒業専門っていう噂を聞いてましたから...」


荒業専門って...まあ、確かに軍警の手に負えない仕事をやってるからかな...

「あの、サイン書けました。」

「有難う。遺留品、持ってくるから待っててね。」


と、云って、私は遺留品を取りに行った。



−−−−−−−

「はい、遺留品。」

「有難うございます...犠牲となった"12人"の方々には心より御冥福を申し上げます。では。」

...12人...?

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