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四つ星 ページ4

夢を見た

僕たちがまだ幼かった頃

ずっと一緒にいた頃

たくさん遊んでた頃の夢


「なーなー、A?」

「なーに?おにいちゃん」

「おれたちずっといっしょだよな」

「あたりまえじゃん!」

「あははっ、そうだな!」


あの頃はこんなに距離ができるなんて考えもしなかった。

ずっと一緒だって信じて疑わなかったんだ。

「おい、起きろ!」

誰かに起こされ目が覚めた。

目の前には月皇遥斗の弟が立っていた。

「お前、もうそろそろここ出ないと施錠されるぞ」

「そう、なのか。ありがと、起こしてくれて」

「いや、別に。」

月皇はそう言いながら顔を背けた。

「僕は星谷A。君の名前は?」

「俺の名前、知らないのか。」

「うん、知らない」

だって、興味もクソもなかったし。

それに、月皇遥斗だってあまり興味無いし

僕が興味があるのはあの高校生だけだよ

「そうか。俺は月皇海斗。よろしく」

「海斗か。よろしくな」

海斗も寮ということなので一緒に向かうことになった。

兄ちゃん、先に行ったのかな?

那雪くんと先に行ったよね…。

「僕の部屋ここだから。またね、海斗」

「ああ。またな、A」

僕は誰と相部屋なんだろう?

わくわくしながら扉を開いた。

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風亜(プロフ) - 次の話読みたいです。 (2019年1月6日 8時) (レス) id: dbb86819bc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:はる | 作成日時:2017年6月25日 20時

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