36話 泣いてねーよ! ページ37
アキラside
部屋を出てから俺は思った
2人のために昼ごはん作ればいいんじゃないかって
そう提案すると泉もパクも賛成してくれた
流れで泉の部屋に入った
奏「なぜ俺の部屋なんですか。」
アキラ「材料ありそうだから。」
ウィト「部屋が綺麗だから。」
おかゆを作ることになり
パクがお米をといだ
奏「慣れてますね。」
ウィト「やっぱり、自炊できないとねっ!」
とは言うが、作れるのはご飯のみであろう。
ウィト「なんですかアキラ先輩その冷たい目は!!w」
アキラ「え?あぁ、ごめんごめんw」
俺は雑なところがあるからって
その後は泉がやってくれた
手袋よく濡れねぇな…
奏「アキラ、やってください。」
やらせてくれたのは
おかゆの上にノリをまくことだった
ウィト「これで全員で作れましたね!」
奏「はい。」
んだよ…
俺こんなちょっとしかやってねぇのに…
3人で作ったって…
優しすぎかよ…
ウィト「アキラ先輩、泣かないでくださいよー?w」
アキラ「ばっ、ちげーし!泣いてねーよ!」
奏「うるさいです。」
本当にアルスにいて良かったなって思った
作るのに多少時間がかかったため
丁度いい時間だと思う
俺らは3人のいる部屋へと向かった
コンコンコン
アキラ「失礼しまーす…」
再び部屋を訪れると
Aとタツキっくが起きていて
先生が寝ていた
パク「タツキ先輩、おかゆ食べられますか?」
タツキ「あっ、うん、食べたい…!」
奏「Aも、食べられますか?」
A「あっ、はい…!」
2人がおかゆを持って食べさせる
…必然的に俺の担当はケント先生に当たる
見ると布団の中ですやすやと
気持ちよさそうに眠っていた
多分移ってはいないだろう
まぁ、先生強いし
俺は2人が食べるのを見ていた
A·タツキ「ごちそうさまでしたっ」
2人とも完食したようだ
2人に声をかけようとしたが
安心したからかお腹いっぱいになったからか
2人とも再び眠りについた
俺たちはそっと部屋を出た
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作者名:なな,干し椎茸* x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ bayavxjav1/
作成日時:2018年4月1日 8時