30話 だぁーいじょうぶだって! ページ31
ケントside
朝起きて俺は準備をしていた
コンコン
ケント「はーい」
扉を開けると
タツキ「せ、先生!」
少し焦った表情のタツキがいた
ケント「タツキ?朝からどうしたんだ?」
タツキ「あ、あのAちゃん熱があって…熱くて…」
俺はその言葉を聞いて今すぐ行かなきゃと思った
タツキの部屋に入ると
顔を真っ赤にして寝込んでいるAがいた
ケント「少し触るぞー」
俺はAの額に手を当てた
すごく熱かった
このままタツキの部屋にいたら
タツキもそこまで体が強いわけじゃないから
移っちゃうかもしれない…
俺はAをそっとお姫様抱っこして
自分の部屋に連れてきた
ケント「タツキ、ありがとな!」
タツキ「でも、Aちゃんが…」
ケント「だぁーいじょうぶだって!」
タツキ「う、うん…」
ケント「ご飯食べたら皆には午前の練習は俺いないからって伝えといてくれるか?」
タツキ「う、うん!わかった!」
ケント「おう!よろしくな〜」
タツキは朝食に向かった
さーてと、どうするかな…
とりあえず汗を拭いて冷えピタ貼るか!
俺はボウルとタオルと冷えピタを用意した
A「んんっ…」
ケント「A?起こしちゃったか?」
A「うっ…」
体を起き上がらせようとしたAが頭を押さえる
ケント「あ、こらこら、熱あるんだから寝とけって」
コクリと頷いて寝転がる
ケント「冷えピタとタオルは用意したけど…あ、今カットフルーツ頼むからその間に熱測れるか?」
Aはまたコクリと頷く
ケント「じゃあ、これ体温計な。すぐ戻ってくるから!」
俺は部屋を出てフルーツを頼みに行った
戻ってくるとAは体温計を持っていた
どうやら測り終わったようだ
何度だった?
って聞こうとした時
熱を測るときにずらしたからか
半袖のパジャマからAのアレが…
目に焼き付いてしまった
ダメだダメだ…今は病人なんだから!!
体温計を見ると38.2まで上がっていた
今日1日看病になるかな、これは
なんて思いつつも
頭の中にはAのこの前の水着姿が…
俺先生なんだから…
九瓏ケント、しっかりするんだ!!
コンコン
メイド「失礼いたします。」
メイドさんがカットフルーツを持ってきてくれた
ケント「あ、ありがとうございます」
食べさせ方は、あーん、かな?
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作者名:なな,干し椎茸* x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ bayavxjav1/
作成日時:2018年4月1日 8時