29話 もっと… ページ30
タツキside
Aちゃんがお風呂から帰ってきた
髪の毛の濡れたままのAちゃん
色気が…
先生と奏くんと踊った時も、プールの時もだったけどAちゃん結構色気がすごいんだよ
僕はそのままAちゃんから目が離せず見とれてしまっていた
A「タツキ先輩、どうしたんですか?」
タツキ「あ、いや!なんでもないよっ!!」
A「そ、そうですか…」
今は2人でベッドに横並びに座っている
僕は何故か、ふいにAちゃんを抱きしめたい
そう思ってしまった
ギュッ
A「た、タツキ先輩!?」
タツキ「…」
僕は何も言わずAちゃんの体に腕を回し抱きしめ続けた
気がついたらAちゃんの腕も僕の体に回っていた
こんなに嬉しいことってあるのかな…
そのまま僕はまたAちゃんにキスしてしまった
こんなにしたら嫌われちゃうんじゃないかって思うけど…
僕がキスするとなんだか嬉しそうにするAちゃん
タツキ「ふふ…嬉しいの?」
A「はい…///」
Aちゃんお酒は飲んでないのに酔ってるみたい
こんなチャンスあんまりないと思うから僕はラッキーだ
気がついたら僕たちはベッドに倒れ込む形となっていた
僕はさすがにやりすぎたかなと思いAちゃんから離れようとするとAちゃんは寂しそうな顔をする
A「タツキ先輩…もっと…//」
タツキ「え?」
Aちゃん相当酔ってるみたいだ
とりあえず、"もっと"と言われたからにはもっと抱き締めてあげよう
そうするとAちゃんはいつものニコッとした可愛い笑顔を見せてくれた
それからキスをし続け、僕は一か八か舌を出してみた
そうするとAちゃんは「んん…//」と声を漏らし、僕をさらに誘ってきた
そのまま抱きしめているとAちゃんはそのまま寝てしまった
僕も眠くなってきたから寝ようと思う
好きな子と抱きついたまま寝るって僕、こんなにも幸せなことあるのかな…
時刻は2時を過ぎていた
朝、昨日の夜カーテンを閉め忘れたせいか眩しい光が部屋にさす
僕はその光ですぐに目覚めた
Aちゃんはというとまだ僕の腕の中で寝ている
って、Aちゃんなんだか顔が赤い
熱でもあるのかと思いAちゃんのおでこに手を当てる
やっぱりだ
結構熱い
僕にはどうすることも出来ずとりあえず僕はベッドから降りて先生の部屋へと向かった…
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作者名:なな,干し椎茸* x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ bayavxjav1/
作成日時:2018年4月1日 8時