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「とおりゃあぁぁぁあ!」
威勢のイイ声で、私は飛びかかる。
不思議だ。
さっき疲れたはずのジャンプは、血の為には、疲れなど感じさせない。
人間さん、呆気なく一匹確保。
で、ぢゅぢゅっと言う、私もちょっと気持ち悪いと思う音を立てて血を吸う私。
殺さないように、っと。
まあ、ちょっと吸い過ぎたかなぁなんて、思って口を離す。
で。
「はあぁぁぁ!」
ヒーロー物によくありそうな掛け声とともに飛んできた鬼の武器と目があっちゃう訳で。
「あらら。」
私の反応は、淡白なもの。
「剣鬼。全部跳ね返せ。」
ボソリと呟く。
でもね、その「剣鬼」は、聞かん坊と言うか。
みなさん気を失ってしまいましたとさ☆
そして
ーーどしよう。
こいつ治療した方がイイかな。
血を吸った人間さんを見て、私は溜息をつく。
で、治療を始める私。
なんか、吸血鬼が血を吸った人間を治療すると言う、めっちゃ滑稽な図ができあがったんだけど。
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yuiyui(*^_^*) - ごめんなさい。低評価です。 (2015年11月22日 16時) (レス) id: 23ce7b26f8 (このIDを非表示/違反報告)
yuiyui(*^_^*) - 定評価の方は、その訳を書いてもらえると、成長になるので。 (2015年11月22日 13時) (レス) id: 23ce7b26f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:yuiyui(*^_^*) | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/yokaihu/
作成日時:2015年11月21日 11時