不覚にも、彼に恋をしていました。

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そして部長や副部長、後輩達も合流し、劇の内容を決めようとしていた。



「それじゃあこれから劇の題名とか決めてこー。今回のジャンルは一応、恋愛って感じなんだけど…。」




ほら来た、と言わんばかりに逢坂くんはドヤ顔でこちらを向く。




「それでもいいかな？」





反対したい気持ちは山々だが、結局は反対出来ないのがいつもの私。こう見えてなかなか意見を言わない方なのだ。







「それじゃ、次は題名。誰か、意見ある？」







少しばかり沈黙が続いたが、斜め前にいた逢坂君が手を挙げていた。







「はい、逢坂くん。」






「はい。白雪姫、ではどうでしょうか。」







「なるほどね。他に意見はありませんか？」






やっぱり。意見無しじゃん…。


ま、まだ役をするとは決まってない←




「それじゃ、配役を決めましょ。」




お願いします、白雪姫だけは……
白雪姫だったらキスシーンみたいなのあるから。もう私緊張しちゃうから。←
お願いします…！！
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変なところで切ってごめんなさい！

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