謝罪2 ページ33
ガララッ
私は職員室のドアを開けた
そこにはパソコンと睨めっこをしている相澤先生がいた
どうやらほかの先生は帰ったらしく、相澤先生１人だった
よかった、そっちの方が話しやすい……
「……あの、相澤先生……
迷惑かけちゃって、ごめんなさい……」
私は相澤先生の後に立った
「……」
相澤先生は黙ったままだ
まだ言葉が足りないのかな……
「えと、……もう家族の事は忘れるって言ったのに…先生に今日1日は我慢するって言ったのに…約束破ってごめんなさい……」
「……何故家族のところへ行った？」
「！」
パソコンと睨めっこしながら相澤先生は問いかけてきた
「……私の存在証明をするためです
家族は私のことをきっとまだ必要としてくれてるんじゃないか……と、思ったから……
どんなに殴られても……それは愛情だから……」
「……今はどうだ」
「もう……家族には近づきません……
私は必要ないとわかったから…
それに……もう家族じゃないんだ」
そういうと、相澤先生はくるっと私の方を向いた
「今日から俺はお前のただひとりの家族だ
いいか？俺はお前のことを必要としている
お前も、俺のことを必要としろ」
そう言って相澤先生は私の手をぎゅっと握った
その温かさは今まで味わったことがなく
また泣いてしまった
嬉しくて、嬉しくてたまらなかった
「はいっ……！
……はい！……ご、ごめんなさい…！
もう迷惑かけません…！」
「ちがうだろ
家族なんだ。どんなに迷惑掛けてもいい
遠慮するな、ありのままのお前でいろ」
……初めて言われた……
ありのままの私……
「ありがとう…ございます……っ！」
ああ、今日で何回泣いただろうか。
こんなにも自分は幸せでいいのだろうか
「うおおおおお！！！！いいこと言うじゃねぇか、イレイザー！！！」
一部始終を見ていたらしいマイク先生は泣きながら私たちの方へ駆け寄ってきた
「黙れマイク
お前のせいで空気が壊れた
……とにかく、これ以上無理すんな
わかったか、A」
「っはい！！」
「よし！！解決したな！！
じゃ、やるぞ！Let's study!!!!」
「お前本当に黙れ」
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茉(プロフ) - 読み始めてすぐ気になってしまったのですが、設定で、「飛ぶことに突飛している」ではなく「飛ぶことに特化している」ではないでしょうか？初コメでこの様な内容になってしまいすみません。ですが気になってしまってしょうがなかったので指摘させていただきました。 (2017年4月23日 22時) (
レス) id: 85cb783e9e (このIDを非表示/違反報告)
サクヤ(プロフ) - 私も相澤先生大好きです！ (2016年8月3日 19時) (レス) id: fcc84377d6 (このIDを非表示/違反報告)
ほしくせ(プロフ) - 翠染さん» イレイザーヘッドですよ！ありがとうございます！嬉しい (2016年8月2日 1時) (レス) id: 1e726458e1 (このIDを非表示/違反報告)
翠染 - ヒロアカ見るきっかけになった かっこいい イレイサーヘッドだっけ？ (2016年8月1日 4時) (レス) id: 0b58725a61 (このIDを非表示/違反報告)
氷山キヨテル - おおこの先生も私の同志か！ （ボカロの氷山キヨテルのロリ設定比較） (2016年7月27日 0時) (レス) id: 0b58725a61 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしくせ x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/gen.php/novel/saikyo
作成日時：2016年7月20日 23時
