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「茉代ちゃん？！」
急に倒れた。
息は荒いが、熱はあるように見えない。
「休憩だ」
急いで談話室のソファーまで運ぶ。
「え、茉代どうしたの？」
「ちょっと………無理させすぎたかもしれねぇ」
なんで気づかなかった。
辛そうにする事はあったが、今日はアクションばっかりだったから疲れてるのかと思っていた。
「ごめん……………茉代」
こんなんじゃ、父親失格だ。
「今、薬取りに行こうと思って勝手に部屋に入らせてもらったんですけど……。
薬、飲んでたみたいですね」
監督さんが薬の殻を見せる。
無断で入ったのは後で指導するとして、薬も飲んでいたのか………。
茅ヶ崎が持ってきた毛布を掛けた。
「げほっ！！」
「茉代……」
うっすらと目を開けた茉代は、俺を見て起き上がろうとした。
力が入らないらしく、その体はガクッと下に下がる。
「無理に起きなくていい」
俺は小さくため息をつく。
「ったくお前は。
我慢するな。体調が悪いならそう言え。
あと…………どうたらこうたら…」
「ｸｽｯ」
喋るのに夢中になっていると、茉代が笑う声が聞こえた。
弱々しく。
口に手を当てて。
「ごめんなさい…………。
ありがとう……………ございます。」
「心配するだろ、馬鹿」
心配される事が、そんなに珍しいか？
お前はいつになったら、この寮の皆に愛されている事を自覚するんだ。
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ライ - すごすぎてやばすぎて全俺が泣いたわ、ありがとうございます！作者様のペースで頑張って下さい！ (2020年11月3日 21時) (
レス) id: 58a14b1452 (このIDを非表示/違反報告)
hoshina(プロフ) - なるさん» ありがとうございます！！頑張ります！ (2019年6月8日 23時) (レス) id: 8ee6c3887f (このIDを非表示/違反報告)
なる(プロフ) - いつも楽しく拝見しています！ゆっくりでいいのでぜひ更新頑張ってくださいね！ (2019年6月8日 22時) (レス) id: 6c98839274 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：☆友梨ぃ☆
作成日時：2019年3月13日 10時
